...それこそ實に一種崇高な...
會津八一 「趣味の向上」
...この崇高な山の威霊にうたれて...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...崇高なくらいに美しく微笑していました...
太宰治 「葉桜と魔笛」
...大英帝国刑法の崇高なる公正のため...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...崇高な喜びの念をもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自我脱却の崇高なる頂...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その黒色はインキ壺(つぼ)の崇高なる黒色と何らかの関係を有したことがない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そういう際におけるその崇高な幽鬱(ゆううつ)な顔貌(がんぼう)に対して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...文学者の頭以上に崇高なものがあるなと感心して...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ...
日本国 「日本國憲法」
...18見よ! この崇高な山頂に...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...すつきりと崇高な日本式の粹であると感じる...
長谷川時雨 「家」
...カフェエは文学者の超越的な崇高な領域だ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...崇高な情炎の中に没入してしまうようなピアニシモである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...崇高なるものへの感情に於て...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...なんと崇高な狂言ではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらはもっと崇高な席に坐らせるために取っておこう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これ程の偉大崇高な臨終を見た事も聞いた事もない...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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