...しかし或夏の夜明けにこの河岸へ出かけて見ると...
芥川龍之介 「本所両国」
...山岸中尉の隊からはなれ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...その池の岸を歩いていたとき...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...わたしは岸にわたろうとして斧を氷のうえに投げかえしたところが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...岸で見つけた古い丸太のカヌーを用いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...纜も舟の舳にのせたまゝになつてゐて岸辺には繋いでない...
高濱虚子 「古江」
...山岸さんは、私たちの先輩の篤実(とくじつ)な文学者であり、三田君だけでなく、他の四、五人の学生の小説や詩の勉強を、誠意を以(もっ)て指導しておられたようである...
太宰治 「散華」
...行つても行つてもその岸には出ずに...
田山録弥 「赤い鳥居」
...それが向う河岸の役所の構内へ落ちそうになると...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...他方メジスリー川岸とフルール川岸とにはさまれて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無暗に海岸を行き行きて...
中里介山 「大菩薩峠」
...あゝ忘られた運河の岸堤胸に残つた戦車の地音銹(さ)びつく鑵の煙草とりいで月は懶(ものう)く喫つてゐる...
中原中也 「山羊の歌」
...地峡の左側の岸を船と殆んど同時に小さい列車が町へ入って来た...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...その灯入りの美しさ――岸につないだ家根船(やねぶね)にまでおなじ飾りが水にゆれて流れた...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...ヴェッテルン湖(こ)の岸べにそって...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...いま来た河岸っぷちを...
山本周五郎 「花も刀も」
...両岸(がん)には二階造(づくり)に成つた洗濯船(ぶね)が幾艘か繋がれて白い洗濯物が飜(ひるがへ)つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...北岸へ退いてしまったということだった...
吉川英治 「三国志」
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