...岩塊が道路を塞いでいるので、通行止めになっています...
...岩塊が海面に浮かんでいたので、ボートに気をつけなければならなかった...
...修理工は岩塊を取り除きながら、ダムの壁を強化した...
...地震の影響で、岩塊が谷底に転落してしまった...
...岩塊の上でジャンプすると、大きな距離を飛べます...
...岩塊の頂上に紅白の布片で作った吹き流しが立っている...
寺田寅彦 「浅間山麓より」
...それがすむまでわれわれの車は待たなければならないので車から下りて煙草を吸いつけながらその辺に転がっている岩塊を検査した...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...しかし古来の名匠は天然の岩塊や樹梢(じゅしょう)からも建築の様式に関する暗示を受け取ったとすれば...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...それとも大きな岩塊の表層が剥脱(はくだつ)したものか...
寺田寅彦 「小浅間」
...岩塊と沙泥で無雑作に築かれ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...黒褐色の軽石が岩塊状になったものである...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...灼熱の太陽、乾き切った砂礫の広野、岩塊、熱風、一時間も外に立っていたら昏倒しそうなところである...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...一メートルから二メートルくらいの岩塊の集りとなって...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...この大岩塊をつつんでいる...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...山腹に沿って時々岩塊がころげ落ち...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...大體三つの大岩塊(高さ三四間に過ぎないが)が東西の方向にもたれかゝつた樣になつてゐる...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...島を為して残つてゐる一大岩塊で...
葉山嘉樹 「運動会の風景」
...土止めに残された岩塊を溢れ出て...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...氷の中からところどころに顔を出している岩塊にとりつきながら登攀(とはん)を始めた...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...私は一つの火山を縦に半分に割ってその半分の岩塊を全部取り除けてみたい...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...これと反対にその爆発口は窪んで大穴となっているからその宝永山を成している石礫岩塊をもと通りにその窪みの穴に掻き入れたらそれで宜しいのだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...赤錆びた一つの岩塊が鋭く浪の中から起つて立つてゐるにすぎなかつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...中に二三十坪ほどの広さの岩塊を置いて流れている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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