...山鶯(やまうぐいす)の旬(しゅん)脱(はず)れに啼くのとが...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...・寝ころべば筍も生えてゐる・山鶯も山頭火も年がよりました・梅雨空をキヤルメラふいてきたのは鮮人・水の音...
種田山頭火 「行乞記」
...山鶯が啼く、音色のよいのも啼く、水音をさがして飲む、腹いつぱい、うまい/\、山鳴、山霧、さびしいな、何となく心細い...
種田山頭火 「道中記」
...落葉松の木蔭で山鶯の聲に和して高らかに讃美歌を歌ひ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
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中谷宇吉郎 「赤倉」
...山鶯(やまうぐいす)だの...
堀辰雄 「美しい村」
...谷々に啼く山鶯の声のみ長閑(のどか)なり...
夢野久作 「白くれない」
...高野にのぼって山鶯(やまうぐいす)の声でも聞きたいものと念願していたからである...
吉川英治 「黒田如水」
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