...旗桜の名所のある山越の捷(しょうけい)は...
泉鏡花 「遺稿」
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板倉勝宣 「山と雪の日記」
...それが人生だ!・くもりおもたくおのれの体臭・けさはあめの花いちりん・畦豆も伸びあがる青田風・雨の山越え苗もらひに来た・青田青田へ鯉児を放つ七月八日雨...
種田山頭火 「行乞記」
...山越して汗びつしより...
種田山頭火 「其中日記」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...山越え野行き川を渡り...
永井隆 「この子を残して」
...これから山越をするのは大変だから...
夏目漱石 「坑夫」
...山越え山越え 山越えて子供...
野口雨情 「未刊童謡」
...旅人は妻が閨なる床(ゆか)に栖む蟋蟀思ふ千屈菜(みそはぎ)の花旅人が留守する妻を思ふ歌の代表的なものの一つに軍王の 山越しの風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をかけて偲びつ といふのがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...山越えに使ふべき息杖を探すために川向ふの竹籔へ赴いた...
牧野信一 「剥製」
...それから山越しで吉野へ出て...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...死出の山越えにし人を慕ふとて跡を見つつもなほまどふかなと仰せられた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...川上へまたは山越に少々の商業運送を経営していると言う...
柳田國男 「地名の研究」
...初めて山越えを企てる者は...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...ふつうの旅人も大事をとる山越えに...
吉川英治 「江戸三国志」
...山越えで逃げてきたものだった...
吉川英治 「三国志」
...山越えで瀘水の道へ向ってきた...
吉川英治 「三国志」
...この山越えにかかってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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