...黒川の宿の主人は山袴をつけて居た...
安倍能成 「初旅の残像」
...彼女等は一様に誰も皆山袴を穿き...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...山袴(やまばかま)と稱する短袴(たんこ)を穿(うが)ち...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...寛袴(シャロワールイ)土耳古風の寛闊なズボンで、我が国の山袴、かるさんに類するもの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...×「おい仙太! まだ見えねえか」と山袴に蔓巻の刀を打(ぶ)ッ込(こ)んだ...
吉川英治 「剣難女難」
...もひとりは山袴をはいた軽装の武士なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...まッ黒によごれた山袴(やまばかま)をはいて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それから雑人(ぞうにん)の着る着物や山袴(やまばかま)など...
吉川英治 「新書太閤記」
...山袴(やまばかま)を穿(は)いたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...山袴(やまばかま)を穿(は)き...
吉川英治 「宮本武蔵」
...大原女(おはらめ)のような山袴(やまばかま)を穿(は)き...
吉川英治 「宮本武蔵」
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