...黒い山葡萄の實ほどに太つてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...木蔦(きづた)の蔓(つる)に絡(から)まるゝ山葡萄(やまぶだう)こそうるさけれ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...一六 山葡萄...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...『山葡萄はジャムとしては相当味わえるが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それゆえ山葡萄のような自然生のものは...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...山葡萄(やまぶだう)を採(と)りに行つたり為た事があるといふが...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...もう一つのは山葡萄で紅葉してゐる...
寺田寅彦 「伊香保」
...黄櫨(はぜ)や山葡萄(やまぶどう)が紅葉しており...
寺田寅彦 「札幌まで」
...山葡萄(やまぶどう)が絡(から)んだり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...山中で山葡萄(やまぶどう)などちぎると猿(さる)に対して気の毒に思う...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...処々楢(なら)や白樺(しらかば)にからんだ山葡萄(やまぶどう)の葉が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...殊(こと)に美しい山葡萄の紅葉を摘んで宿に帰った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...處々楢(なら)や白樺(しらかば)にからむだ山葡萄の葉が...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...あとでまた珍味が来るからね」山葡萄の古酒から始まって...
山本周五郎 「山彦乙女」
...山葡萄で醸(かも)した酒とか...
山本周五郎 「山彦乙女」
...山葡萄(やまぶどう)...
吉川英治 「上杉謙信」
...山葡萄(やまぶどう)をあらそっているのを昼(ひる)でも見る...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そこらに山葡萄(やまぶどう)は腐(くさ)るほどなっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
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