...報恩寺に住持たりし偉運僧正(ゐうんそうじやう)が浄書したりと云ふ西行法師の山家集...
石川啄木 「閑天地」
...西行(さいぎやう)が山家集(さんかしふ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...そのむかし芭蕉は頭陀袋に杜詩と山家集と普門品(ふもんぼん)とを入れてゐたさうだが...
薄田泣菫 「茶話」
...栞(しおり)して山家集(さんかしゅう)あり西行忌(さいぎょうき)昭和五年三月十三日 七宝会...
高浜虚子 「五百句」
...夜山家集をよむ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...世に山家集と七部集の存することを忘れて問はなかつた...
永井壮吉 「冬日の窓」
...また西行の『山家集』に名高き八上王子(やかみのおうじ)...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...ふと思い出した山家集(さんかしゅう)の一首を...
吉川英治 「新書太閤記」
...今も「山家集」の歌のようにはなれない日本か...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...山家集(さんかしゅう)の歌を私は余り好きでないが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そうした女性や公卿たちの庵を訪ねあるいた西行法師の「山家集(さんかしゅう)」から拾ってみても――「世をのがれて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...西行自身が書いた「撰集抄」とか「山家集」などの紀行や歌文があるので...
吉川英治 「随筆 新平家」
...やはり山家集あたりの淡々としたところがよいの」などといって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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