...然し私にとつてはそんなことはさしたる問題ではない...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...それからひと月ばかり花前の新傾向(しんけいこう)はさしたる発展(はってん)もなく秋もようやく涼(すず)しくなった...
伊藤左千夫 「箸」
...見たところ君の身体にはさしたる重大な異状を発見しない...
海野十三 「三人の双生児」
...さしたる財産家とも聞えぬのに現在の伯爵はグリプトテークの美術館脇に壮麗無比な大邸宅を構えて...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...さしたる過去を持たぬ男に...
夏目漱石 「思い出す事など」
...さしたる貫目(かんめ)も持ちあわさぬくせに...
久生十蘭 「ひどい煙」
...さしたる相違はないと思える...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...さしたる御容体にも見えなかったが……急に大熱を発しられたので...
吉川英治 「大岡越前」
...さしたる難も見ずに通された...
吉川英治 「私本太平記」
...さしたる野望はない」波映が...
吉川英治 「私本太平記」
...さしたる式作法いたすわけでもおざらぬ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...さしたる喜色にもなれなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...さしたる戦功もないのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...さしたる敵も出て来ないので...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...沢庵には朝立ちも夕立ちもさしたる問題ではないらしい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さしたる傷ではないらしいが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さしたるほどではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さしたる事はございませぬ』『どこかで...
吉川英治 「山浦清麿」
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