...「桃山台小学校への通学路はどちらが近道?」...
...新地(しんち)の絃歌(げんか)聞えぬが嬉(うれ)しくて丸山台まで行けば小蒸汽(こじょうき)一艘(そう)後より追越して行きぬ...
寺田寅彦 「東上記」
...ことにこの青梅街道の中で丸山台というところあたりは追剥(おいはぎ)の類(たぐい)が常に出没して...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬の鈴の音がこの丸山台のあたりで聞えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...笠を被(かぶ)った一人の若い馬子(まご)が平気でこの丸山台を通り抜けようとしております...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの女がおらがには解(げ)せねえ女だ」こう言っているうちに与八と馬とは丸山台の難所を三分の一ほど通り過ぎて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お前たちは何してるだあ」丸山台へは悪者が出るのがあたりまえで...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸街道の丸山台...
中里介山 「大菩薩峠」
...清元(きよもと)のお浚(さら)いの時に山台(やまだい)に乗って...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...中央(まんなか)の柱を上だけぬいて山台(やまだい)にする...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...平右衛門など下手(しもて)から出て山台(やまだい)の下で語ったおり...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...尾山台という所で多摩川はすぐそばだし...
三浦環 「お蝶夫人」
...山台(やまだい)の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...出語り山台が崩れて...
山本周五郎 「五瓣の椿」
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