...若草の生えた山の中ほどには...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...次第(しだい)に山の中ほどまで登って参りました...
豊島与志雄 「夢の卵」
...全くのところ心細いにゃ違ない」「あの時ゃどうして向うへ着いたっけ」「なにあっちから来る奴(やつ)を山の中ほどで待ち合せてさ...
夏目漱石 「明暗」
...……彼は山の中ほどで...
原民喜 「秋日記」
...とある山の中ほどに大きな湖水のある...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
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