...駐屯所に行く予定だ...
...部隊はその屯所に駐屯している...
...屯所の周りを巡回している...
...屯所は防御的な利点がある...
...屯所の設置場所を決定する...
...彼は近くの屯所(とんしょ)から一人の伍長と四人の兵士とを請求し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...兵馬は合点のゆかぬ思いをしながら壬生の屯所(とんしょ)へ帰って来たのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...屯所へ引張られた上は...
中里介山 「大菩薩峠」
...三条の新撰組の屯所(とんしょ)と言えば直ぐわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...その線に副(そ)ったところどころには武装巡警の屯所(とんしょ)を設けて...
中村地平 「霧の蕃社」
...以前(もと)の表門の口が憲兵屯所(とんしょ)で...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...雑多な国籍をもった筏組の傭兵部隊にくらべると、アングラス中尉のひきいた一隊は比較にならないほど質がよく、フランスの正規兵、分管区の屯所長、書記官、医師、入植団の学術指導者たるクンメルという理学博士さえいたばかりでなく、セネガルの海岸地帯にはトラルザスのいろいろな種属や遊牧民の天幕があることが予想されていたから、最悪の場合を想像しても、出発の当初に、そんな行きすぎた訓示をする必要があろうとは思えない...
久生十蘭 「海難記」
...屯所になっている小屋々々は云うまでもなく...
本庄陸男 「石狩川」
...屯所の方より舞台へ踊り出してくる隊士一――前出――と隊士二...
三好十郎 「斬られの仙太」
...真壁の仙太郎いるか?隊一 うむ、屯所だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...真壁村の仙(……そんなところから屯所まで聞こえる道理がない...
三好十郎 「斬られの仙太」
...……屯所の方では酒でも出されているらしく...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...右手屯所の方へ去る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...すぐ屯所(たむろ)から帰されるものを」「しゃっ……...
吉川英治 「私本太平記」
...横浜(はま)の警察屯所にも一人もいなかったからである...
吉川英治 「旗岡巡査」
...彼は山手屯所(とんしょ)の出張室へ帰って来た...
吉川英治 「旗岡巡査」
...ばあ!」雪(ゆき)の波止場(はとば)一関門屯所(とんしょ)の営倉の中に...
吉川英治 「松のや露八」
...はやい奴じゃな」関門屯所の柵門(さくもん)の前で...
吉川英治 「松のや露八」
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