例文・使い方一覧でみる「屏」の意味


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...岩の風(びやうぶ)を立てた岸から...   岩の屏風を立てた岸からの読み方
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」

...遂に全く息し去るの止むを得ざるに至らしめたりと雖も...   遂に全く屏息し去るの止むを得ざるに至らしめたりと雖もの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...風の畫を描かうとする繪師根性の曲(よこしま)なのを懲らす御心算(おつもり)だつたのに相違ございません...   屏風の畫を描かうとする繪師根性の曲なのを懲らす御心算だつたのに相違ございませんの読み方
芥川龍之介 「地獄變」

...追々には書画屋の仕入れ風や掛物を描いたり...   追々には書画屋の仕入れ屏風や掛物を描いたりの読み方
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」

...部屋の隅の薄暗い所に二つ折の風を立てて...   部屋の隅の薄暗い所に二つ折の屏風を立てての読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...夜は二人がからだを風にして隙もる風にもあてぬ...   夜は二人がからだを屏風にして隙もる風にもあてぬの読み方
徳冨蘆花 「漁師の娘」

...親昵(しんじつ)をも(しりぞ)け...   親昵をも屏けの読み方
中島敦 「悟浄出世」

...まして裾(すそ)の方には金風(きんびょうぶ)が立て回してある...   まして裾の方には金屏風が立て回してあるの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...「風(びやうぶ)は何(ど)うでも好(い)いが...   「屏風は何うでも好いがの読み方
夏目漱石 「門」

...片手拝みに小道具の風(びょうぶ)を押し退けると...   片手拝みに小道具の屏風を押し退けるとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...風岩の雲稜ルートをのぼった時のことが思い出された...   屏風岩の雲稜ルートをのぼった時のことが思い出されたの読み方
早川鮎子 「穂高岳屏風岩にて」

...金風(びょうぶ)の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよ...   金屏風の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...しばらくすると病人が風のかげから...   しばらくすると病人が屏風のかげからの読み方
水野仙子 「四十餘日」

...八月八日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(伝光茂筆「浜松図風」の絵はがき)〕ゆうべ(六日夜)のむしかたはひどうございました...   八月八日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より〕ゆうべのむしかたはひどうございましたの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...俵屋宗達の平治合戰風にある奔馬はみな關東平野産の馬のすがたをよく心得て描いてあるとおもふ...   俵屋宗達の平治合戰屏風にある奔馬はみな關東平野産の馬のすがたをよく心得て描いてあるとおもふの読み方
吉川英治 「折々の記」

...伊上凡骨がその風のまへで...   伊上凡骨がその屏風のまへでの読み方
吉川英治 「折々の記」

...風の裏面は白無地だったが...   屏風の裏面は白無地だったがの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...少し行くと野原に蓆をしき風を立て廻して...   少し行くと野原に蓆をしき屏風を立て廻しての読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「屏」の読みかた

「屏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「屏」

「屏」の英語の意味

「屏なんとか」といえば?   「なんとか屏」の一覧  


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