...台湾の屏東(ひょうとう)飛行連隊がある」「屏東って...
海野十三 「空襲下の日本」
...屏風ヶ浦をわたる...
大町桂月 「杉田の一夜」
...事に依るとあの屏風の畳まれたのも...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...呂昇が出て来て金屏風(きんびょうぶ)の前の見台(けんだい)に低頭(ていとう)した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...藤の花を一面にえがいた大屏風(おおびょうぶ)を引きのけて見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの男は向うの屏風(びょうぶ)の中へ寝たんだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...屏風の中で、すやすやと眠っていたらしい病人が、やっと眼がさめた様子を見計らって、外からお角さんが言葉をかけました、「お目ざめになりましたか」「はい」お角さんが、屏風をちょっと押しやると、そこで枕についていたのは、やっぱり女の人であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...金屏(きんびょう)を背に...
夏目漱石 「草枕」
...自分は兄がこの屏風の画(え)について...
夏目漱石 「行人」
...二枚折(にまいおり)の小屏風(こびょうぶ)を穴隠しに立ててある...
夏目漱石 「野分」
...まだ屏風(びょうぶ)が一つ残っていますよ...
夏目漱石 「門」
...片手拜みに小道具物の屏風を押し退けると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...屏風の蔭で耳を濟まして頑張つてゐるといふぢやありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見劣りのしぬる光琳屏風かな光琳のカキツバタの屏風は有名なもので...
牧野富太郎 「植物記」
...そうした書割や金屏風と向い合って...
夢野久作 「二重心臓」
...さっきから屏風のうしろにひそんでいた王子服は...
吉川英治 「三国志」
...そなたとわしが金屏(きんびょう)のうちにもやすめまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...花鳥屏風にはまた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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