...屏風(びょうぶ)のような数峯の青(せい)...
芥川龍之介 「秋山図」
...破屏風(やぶれびょうぶ)にすくんで...
泉鏡花 「薄紅梅」
...金屏(きんびょう)にともし火の濃きところかな十二月二十一日 「玉藻十句集(第二十三回)」昭和十四年初詣(はつもうで)神慮は測り難けれど願(ね)ぎ事(ごと)はもとより一つ初詣一月一日 明治神宮初詣...
高浜虚子 「五百五十句」
...友人と二人で南屏(なんびょう)へ遊びに行ったが...
田中貢太郎 「荷花公主」
...七伊右衛門は屏風を開けてお梅の傍へ往こうとした...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...屏風の面には片耳のない茶筌髪(ちゃせんがみ)の首が大きな影を落し...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...身は屏風(びょうぶ)を倒すように雪の中にのめってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...力を極めてとうとう屏風を刎ね返して枕元の刀を抜いて立った...
中里介山 「大菩薩峠」
...屏風の蔭から竜之助が刀を提げて歩いて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...逆(さか)に立てたのは二枚折の銀屏(ぎんびょう)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...先達(せんだつ)て話(はなし)のあつた屏風(びやうぶ)を一寸(ちよつと)見(み)せて貰(もら)へまいかと...
夏目漱石 「門」
...いたましき死より汝を隔つる障屏(しやうへい)の炎とすらもなりえぬ我ならずや...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
...花聟の表情も見ずに金屏風の前をずんずん會場の中へ這入つて行つたが...
林芙美子 「或る女」
...見劣りのしぬる光琳屏風かな光琳のカキツバタの屏風は有名なもので...
牧野富太郎 「植物記」
...群集(ぐんじゆ)はあぶなさに息を屏(つ)めてゐる...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...金之助は囲ってある屏風の端へいって...
山本周五郎 「落ち梅記」
...重ね夜具を屏風でとりまわし...
山本周五郎 「竹柏記」
...香巌寺は渓の行詰りの屏風のやうな絶壁を背にし...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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