...彼は屈強な体格をしている...
...屈強な男性が路上で女性を助けていた...
...彼女は屈強な意志力で困難に立ち向かった...
...屈強な防御力を持つスポーツ選手が勝利を手にした...
...屈強な努力があったからこそ、彼は大統領に選ばれた...
...屈強の若い男子を手傳ひに頼みました...
石川三四郎 「浪」
...かよわい女の身で、味方は一人、相手は、病人同然の早苗さんを除いても、屈強の男が四人、その中には制服いかめしいおまわりさんもまじっているではないか...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...一人の屈強な下男をつけて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...いかにも屈強そうな老人である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...大阪は海灣に面して、淀川は舟楫の便あり、四通八達、物資の集散地として、屈強な地の利、水の利がある...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...屈強な男が二十人ほどでその連台を担(かつ)ぐのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ四十そこ/\の屈強(くつきやう)な男です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遊ぶに屈強なる年頃なればにや是れを初めに一週には二三度の通ひ路...
樋口一葉 「にごりえ」
...お前がいなければ屈強な男でいられたのに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...私の外には屈強の者はいないのだから...
水上滝太郎 「遺産」
...ちょうど屈強な馬丁かなにかのように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...常備の番兵に、屈強な兵が、千騎も増されて付近の高地や低地にも、伏勢がひそんでいた...
吉川英治 「三国志」
...屈強な力士が十重二十重に囲んでこれを孔明の本陣まで引っ立てて行ったが...
吉川英治 「三国志」
...かねがね屈強(くっきょう)な侍や多くの兵を内に蓄えていた宮家でもある...
吉川英治 「私本太平記」
...どやどやと室(へや)いっぱいに入って来たのは十数人の屈強なる兵(つわもの)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...供には屈強な士(さむらい)ばかりを選(よ)りすぐって連れて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...これは屈強な若者であり...
吉川英治 「新書太閤記」
...数十人の屈強に担(にな)わせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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