...彼は屈強な体格をしている...
...屈強な男性が路上で女性を助けていた...
...彼女は屈強な意志力で困難に立ち向かった...
...屈強な防御力を持つスポーツ選手が勝利を手にした...
...屈強な努力があったからこそ、彼は大統領に選ばれた...
...彼等の潜伏する場所として屈強の棲家(すみか)だと点頭(うなずか)れるのだから...
岩村透 「不吉の音と学士会院の鐘」
...かよわい女の身で、味方は一人、相手は、病人同然の早苗さんを除いても、屈強の男が四人、その中には制服いかめしいおまわりさんもまじっているではないか...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...日の中(うち)に心強い人連れでもなければ屈強(くっきょう)な男でさえ容易にここを通りません...
中里介山 「大菩薩峠」
...屈強な北原さんと...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕に覚えのある屈強なのが十人近くもかかってこじれなかったのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本橋の店から來た屈強な手代が十五六人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此処に一人の屈強な太鼓武者が居ると秘かに期待してゐたところ...
牧野信一 「バラルダ物語」
...もう十人ちかい屈強の男たちが絶えず代地の家に寝泊りしていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...屈強の若者たちが手も足も出なかったというし...
山本周五郎 「風流太平記」
...当時二十歳前後の屈強の青年であった梅津利彦氏なども...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そのタイルの片隅に横たえられた長椅子にタキシードを着た屈強の男が三人...
夢野久作 「冥土行進曲」
...宮の親衛隊には特に屈強(くっきょう)な精兵五百人が...
吉川英治 「私本太平記」
...屈強な兵十人ほどもつけてやって...
吉川英治 「私本太平記」
...家中の屈強な武士たちの変装した群れであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...四千の屈強があるならともかく...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし、武者隠しの小ぶすまの内には、屈強なる侍が、万一に備えていることは、どこの城内においてであろうと、普通なこととされていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――がしかし、「開けい」郷左衛門が一声呼ぶと、左右の部屋から、屈強な侍が、ばらっと出て、すぐそこを開けて両方に膝まずいた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...屈強な大人であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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