...彼は屈強な体格をしている...
...屈強な男性が路上で女性を助けていた...
...彼女は屈強な意志力で困難に立ち向かった...
...屈強な防御力を持つスポーツ選手が勝利を手にした...
...屈強な努力があったからこそ、彼は大統領に選ばれた...
...いずれも命(みこと)の直属(ちょくぞく)の屈強(くっきょう)の武人(つわもの)ばかりでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...葉子のヒステリーはだれかれの見さかいなく破裂するようになったがことに愛子に屈強の逃げ場を見いだした...
有島武郎 「或る女」
...彼等の潜伏する場所として屈強の棲家(すみか)だと点頭(うなずか)れるのだから...
岩村透 「不吉の音と学士会院の鐘」
...屈強の書生達に守られて...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...一人の屈強な下男をつけて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...屈強な男の眼に真実涙を潤(うる)ませている...
近松秋江 「霜凍る宵」
...背の高い若い男で、驚くほど屈強で、顔は浅黒く恐ろしげ、手足と胸はヘラクレスのようでした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...屈強(くつきやう)な若者達が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いずれも骨格のたくましい屈強な壮佼ばかりで...
久生十蘭 「新西遊記」
...ちょうど屈強な馬丁かなにかのように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...屈強(くっきょう)な者をえらんですぐ持たせてやるつもりです...
吉川英治 「私本太平記」
...「――まず敵の本陣から申そうなれば、大将武田勝頼殿には、有海ヶ原の西に陣どられ、屈強な旗本、騎馬隊など、見るからに、重厚に構え、兵数四千に近いかと見られました」半蔵のあとをうけて、又十郎が清井田辺(きよいだへん)の模様を告げた...
吉川英治 「新書太閤記」
...四千の屈強があるならともかく...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし、武者隠しの小ぶすまの内には、屈強なる侍が、万一に備えていることは、どこの城内においてであろうと、普通なこととされていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...将門には屈強な郎党が四...
吉川英治 「平の将門」
...屈強(くっきょう)な武士...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼のほかに屈強な番僧が二人いる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...かんかん虫には余り屈強な壮者はいなかったようである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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