...この秋を楽しむ為に菊の根分をしようとして居るところです...
會津八一 「菊の根分をしながら」
...いつも技師を雇ってこちらで造ったらと考えて居るところへ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...右の光景(ありさま)を記憶して居るところから言っても...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...その窕子の居るところからは...
田山花袋 「道綱の母」
...「エ?」「斯うして居るところを...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...證據が多過ぎて困つて居るところなんだから」根が人の良い金六は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...亭主になり手がなくて困つて居るところなの」「ふざけちやいけねえ」「ね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...張りきつて支度をして居るところへ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...筵(むしろ)を被せて彌次馬を追い散らして居るところでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もっとも私の寝て居るのは家の向う側で」そんな話をして居るところへ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大夕立で薄暗くなって居るところへ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...開いて居るところは一つも無かったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんな事をして居るところへ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唯もうあわてて居るところへ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「……さうして居るところはまるで羊齒の女王みたいですね」「さう見えて?……女王なら...
堀辰雄 「恢復期」
...探り行きて牝虎が乳呑ませ居るところへ来ると...
南方熊楠 「十二支考」
...ますます有用の度を加え居るところへ...
南方熊楠 「十二支考」
...小テーブルに向ってこの手紙を書いて居るところです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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