...この本の校正をば遠く日向の尾鈴山の麓でやつたのであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...尾鈴山といふのの八合目ころから上にほのかに雪の積ることがありました...
若山牧水 「樹木とその葉」
...尾鈴山に雪が降つたど...
若山牧水 「樹木とその葉」
...ひそやかにもの云ひかくる啼声のくろつがの鳥を聞きて飽かなく草の穂にとまりて鳴くよ富士が嶺の裾野の原の夏の雲雀は夏草の野に咲く花はたゞひといろ紅空木の木のくれなゐの花寄り来りうすれて消ゆる真日中の雲たえまなし富士の山辺に追憶と眼前の風景私は日向の国尾鈴山の北側に当る峡谷に生れた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...私の国の尾鈴山の八合目以上が夏の初めになるとこの石楠木の花の原でそして其処に非常に杜鵑の多かった事を思い出していたのだ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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