...小学生の時に尻餅をついて泣いたことがある...
...今朝、通勤中に雪道で尻餅をついてしまった...
...弟はスケートが苦手で、よく尻餅をつく...
...尻餅をついても、何度でも立ち上がるのが精神力のつけ方だと思う...
...運動音痴だけど、一番怖いのは尻餅をつくことだ...
...最後に歩道の角に尻餅をつくのに...
梅崎春生 「狂い凧」
...腸(はらわた)が動いていない!」彼はどすんと床の上に大きな音をたてて、尻餅をついた...
海野十三 「生きている腸」
...――」中国人は尻餅をついた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...先刻(さっき)から土間の入口に尻餅(しりもち)をついていた宿のお内儀は...
海野十三 「地球盗難」
...夫人は大きな音を立てて尻餅(しりもち)をついたのだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...尻餅(しりもち)をついてしまった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...どうしたハズミか二三間後ろへ(どう)と尻餅を搗(つ)いてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...舗道の上に尻餅をつく間に...
野村胡堂 「九つの鍵」
...もろくも額を割られて尻餅をつきました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...思いおくところなく尻餅をついてしまったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...みじめな恰好でその中へ尻餅をついた...
久生十蘭 「魔都」
...見事な尻餅をついてあおのけにひっくりかえった...
久生十蘭 「雪間」
...尻餅(しりもち)をつく上へ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...尻餅(しりもち)を搗(つ)くところでした...
宮原晃一郎 「竜宮の犬」
...国三さんかえ?中年 ハッハハハ! ハッハハ! (笑いながら尻餅をつくようにして草の上にドタンと腰をおろして煙管に煙草を詰める)百姓 いつの間に来ただ? シゲも一緒にか?女 今日は...
三好十郎 「おりき」
...「ワワワ……ク……蔵元屋の……お……お……お熊さんが……ワワワワ……これは……」と尻餅を突いたまま悲鳴を揚げた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...日本銀行と三越(みつこし)の全身不随症の建物がその蔭で尻餅をついてゐる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...したたかに尻餅はつくし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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