...尻拭いをしてくれ...
直木三十五 「南国太平記」
...置去りにしたわれわれに一切の尻拭いをさせ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところでその尻拭いは誰がします...
中里介山 「大菩薩峠」
...その尻拭いがまたこっちへ報って来るのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前は尻拭いには木や草の葉を用いたので...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...夫婦喧嘩の尻拭いなぞである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...名家名門の次男三男の女出入りの尻拭い...
夢野久作 「近世快人伝」
...尻拭い原稿なぞいうものを...
夢野久作 「スランプ」
...主人はこの町の民友会の巨頭株(おおあたまかぶ)で、市会議員のチャキチャキで、ツイ四五週間前のこと、目下百余万円を投じて建設中の、市会議事堂のコンクリートを噛(かじ)り過ぎた酬(むく)いで、赤い煉瓦の法律病院に入院して、新聞と検事に背中をたたかれたたかれ財産と臓腑の清算、尻拭い中である...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...その亭主の尻拭い紙である色々な重要書類を紛失したのを苦にして...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...安閑と君等の尻拭いを研究している隙(ひま)はない...
夢野久作 「爆弾太平記」
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