...堂の上には府尹が捕卒の帰るのを待っていた...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...府尹は白娘子を捕えて来た後で裁判をくだすことにした...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...府では韓大尹(かんたいいん)が李幕事の出訴を聞いて...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...韓大尹は捕卒をやって白娘子を捉えさした...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...崎尹(きいん)伊沢美作守(みまさかのかみ)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...關尹子と子華子との二つで...
内藤湖南 「支那目録學」
...市尹(しゐん)の庁によび出され...
中里介山 「大菩薩峠」
...道家は、伊尹、太公、老、荘などを祠って、神変怪異を現じ、不老長生の術を求めるものであった...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...陸逞京兆尹(けいちょうのいん)たりし時都界の豕数子を生み...
南方熊楠 「十二支考」
...京兆(けいちょう)の尹(いん)温璋(おんしょう)は衙卒の訴に本(もと)づいて魚玄機を逮捕させた...
森鴎外 「魚玄機」
...昼は思いがけなく府尹(ふいん)である未知の増田道義氏から饗応(きょうおう)を受けた...
柳宗悦 「全羅紀行」
...朱雋は都へ凱旋するとただちに車騎将軍となり河南の尹(いん)に封ぜられている...
吉川英治 「三国志」
...汝ら諸民の上に立つ武将たり市尹(しいん)たりしながら...
吉川英治 「三国志」
...まず檄(げき)を武安の尹楷(いんかい)に送って...
吉川英治 「三国志」
...尹賞に誼(よし)みのある者が...
吉川英治 「三国志」
...尹賞は仰天して、すぐ友の梁緒を訪い、「犬死をするよりは、いっそ城を開いて、蜀軍を呼び入れ、孔明に随身しようではないか」と、誘った...
吉川英治 「三国志」
...しかし府尹(ふいん)の職として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...対(むか)い合っている近衛信尹(のぶただ)と顔を見あわせ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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