...尨犬(むくいぬ)の首へ繩をつけて...
芥川龍之介 「芋粥」
...痩(や)せた尨犬(むくいぬ)を逐(お)いまわしている...
芥川龍之介 「鼻」
......
石川啄木 「赤痢」
...いつも耳までかかっている尨犬(むくいぬ)のような髪毛(かみのけ)や赤い目...
徳田秋声 「あらくれ」
...人類理想史という尨大な著述で...
豊島与志雄 「人の国」
...されどこれらの新作さして評壇の問題とならず雑誌はまた徒(いたずら)に尨大なるのみにて一貫せる主張といふものなく甚締りなしとの非難ありき...
永井荷風 「書かでもの記」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...先づ第一に余の感心したのは斯の如き尨大なる著述を其の圖の全部から説明の各項まで君一人の手によつて完成せられたといふことである...
本多靜六 「大植物圖鑑」
...楽しいではないか!鎌と槌をうちぬくひろ/″\とした美くしい自由の花園をへだてゝ同志! こゝにも尨大な無数のゲンプランをそなえた...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...なんなくコルを通過して尨大な兎への登りにかかる...
松濤明 「春の遠山入り」
...文部省は一億円という尨大な予算を憲法祭のためにとった...
宮本百合子 「『くにのあゆみ』について」
...ゴミ袋はいつしか尨大なものになって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...表はさち子さんのこしらえていたの余り尨大にしてしまい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これが一つの尨大なる倉庫をうずめているのを見て私の同輩が天下に普(あまね)く充満しているのを知って意を強くした...
森於菟 「放心教授」
...最高第一等の閑事業と見られている能……非常に尨大で...
夢野久作 「能とは何か」
...尨大なものになつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...またこの尨大な組織が...
吉川英治 「折々の記」
...ひとたび魏がその尨大(ぼうだい)な兵力を分けて...
吉川英治 「三国志」
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