例文・使い方一覧でみる「尤も至極」の意味

...お言葉の節々にも解ることだ」主膳の言うのは尤も至極でした... お言葉の節々にも解ることだ」主膳の言うのは尤も至極でしたの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...――幸七の言うのは尤も至極に聞えるが... ――幸七の言うのは尤も至極に聞えるがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...殿御腹立ちも尤も至極だが... 殿御腹立ちも尤も至極だがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...いかにも、尤も至極の願い、お嬢様の御心持をお察し申上げると、悪戯者を捜すのが何よりの供養じゃ――拙者も包み兼ねて、実はこうこうと、平次殿のことを申上げると、ではその平次殿とやらに、早速屋敷へ来て頂くように、お前がお迎えに行って来いというお言葉じゃ... いかにも、尤も至極の願い、お嬢様の御心持をお察し申上げると、悪戯者を捜すのが何よりの供養じゃ――拙者も包み兼ねて、実はこうこうと、平次殿のことを申上げると、ではその平次殿とやらに、早速屋敷へ来て頂くように、お前がお迎えに行って来いというお言葉じゃの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...如何にも、尤も至極の願ひ、お孃樣の御心持をお察し申上げると、惡戯者を搜すのが何よりの供養（くやう）ぢや――拙者も包み兼ねて、實はかう／＼と、平次殿のことを申上げると、ではその平次殿とやらに、早速、屋敷へ來て頂くやうに、お前がお迎へに行つて來いといふお言葉ぢや... 如何にも、尤も至極の願ひ、お孃樣の御心持をお察し申上げると、惡戯者を搜すのが何よりの供養ぢや――拙者も包み兼ねて、實はかう／＼と、平次殿のことを申上げると、ではその平次殿とやらに、早速、屋敷へ來て頂くやうに、お前がお迎へに行つて來いといふお言葉ぢやの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...今ぢや途方に暮れてゐますよ」尤も至極なことを言ひます... 今ぢや途方に暮れてゐますよ」尤も至極なことを言ひますの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...親分さん」半九郎の言ふのは尤も至極でした... 親分さん」半九郎の言ふのは尤も至極でしたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...これはどうにもなるものではない」さう聽けば尤も至極で... これはどうにもなるものではない」さう聽けば尤も至極での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...良いことばかりはございません」それは尤も至極な心づかひでした...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...尤も至極な言葉ですが... 尤も至極な言葉ですがの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...尤も至極な理窟をつけて... 尤も至極な理窟をつけての読み方
林芙美子「浮雲」

...捲土重来して会稽の恥を雪（すす）ごうと期したのは尤も至極の事である... 捲土重来して会稽の恥を雪ごうと期したのは尤も至極の事であるの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...尤も至極なる成長への一手段ではなからうか... 尤も至極なる成長への一手段ではなからうかの読み方
牧野信一「浪曼的時評」

...又は御尤も至極なのや... 又は御尤も至極なのやの読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...これだけ腕を揃えた連中が判断に苦しんだのは尤も至極だと思ったからである...
夢野久作「暗黒公使」

...貴方のお考えは実に御尤も至極ですが... 貴方のお考えは実に御尤も至極ですがの読み方
夢野久作「暗黒公使」

「尤も至極」の書き方・書き順