例文・使い方一覧でみる「尠」の意味


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...これには(すくな)からず悲観したが...   これには尠からず悲観したがの読み方
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」

...桂田博士も(すく)なからず困った様子で何とも答えない...   桂田博士も尠なからず困った様子で何とも答えないの読み方
江見水蔭 「月世界跋渉記」

...これに伴う弊(へい)はまた決して(すく)なからず...   これに伴う弊はまた決して尠なからずの読み方
大隈重信 「日支親善策如何」

...遂に其処まで入つて行かうとした人がなくなかつた...   遂に其処まで入つて行かうとした人が尠なくなかつたの読み方
田山録弥 「小説新論」

...かれはくとも四カ所の小学校を勤めて歩いた...   かれは尠くとも四カ所の小学校を勤めて歩いたの読み方
田山花袋 「トコヨゴヨミ」

...(すくな)くとも時雄の孤独なる生活はこれによって破られた...   尠くとも時雄の孤独なる生活はこれによって破られたの読み方
田山花袋 「蒲団」

...彼らが北斎に払ひし驚愕的称賛の辞は単に北斎一人(いちにん)のみに留(とど)まらず日本画全体に及ぼして然(しか)るべきもの(すくな)からず...   彼らが北斎に払ひし驚愕的称賛の辞は単に北斎一人のみに留まらず日本画全体に及ぼして然るべきもの尠からずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...依田学海(よだがっかい)福地桜痴(ふくちおうち)森田思軒(もりたしけん)石橋忍月(いしばしにんげつ)岡野紫水(おかのしすい)坪内逍遥ら諸氏の名を回想するにつけても演劇改革の事業は今日(こんにち)後進の吾人(ごじん)に取りては既に演劇そのものと相並びて歴史的興味を覚えしむる処(すくな)しとせず...   依田学海福地桜痴森田思軒石橋忍月岡野紫水坪内逍遥ら諸氏の名を回想するにつけても演劇改革の事業は今日後進の吾人に取りては既に演劇そのものと相並びて歴史的興味を覚えしむる処尠しとせずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...然ルガ故ニ婢モ亦開店ノ当初ニ在リテハ浅草ノ本店ヨリ分派セラレシモノシトナサヾリキ...   然ルガ故ニ婢モ亦開店ノ当初ニ在リテハ浅草ノ本店ヨリ分派セラレシモノ尠シトナサヾリキの読み方
永井荷風 「申訳」

...その内容の充實せるにからず滿足を覺えたのであつた...   その内容の充實せるに尠からず滿足を覺えたのであつたの読み方
松村任三 「大植物圖鑑」

...毎年からぬ額の金を郷里へ送って父母の慰安とし...   毎年尠からぬ額の金を郷里へ送って父母の慰安としの読み方
与謝野晶子 「激動の中を行く」

...(すく)なからず官兵衛の用意にも相成った...   尠なからず官兵衛の用意にも相成ったの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...――観音寺、箕作(みつくり)の両城は、なくも、一ヵ月はきっと支え得る...   ――観音寺、箕作の両城は、尠なくも、一ヵ月はきっと支え得るの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...また味方のうちにすら嫉視(しっし)の輩(はい)もなくない――いわゆる人生の嶮路(けんろ)にさしかかっている彼として――竹中半兵衛を恃(たの)むことはなおさら切実であった...   また味方のうちにすら嫉視の輩も尠なくない――いわゆる人生の嶮路にさしかかっている彼として――竹中半兵衛を恃むことはなおさら切実であったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...彼もなからぬ神経をはたらかせていた...   彼も尠なからぬ神経をはたらかせていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...(すくな)くも...   尠くもの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...(すくな)からず...   尠からずの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...秋冷厳冬の期を迎えても(すこ)しも衰えず...   秋冷厳冬の期を迎えても尠しも衰えずの読み方
蘭郁二郎 「睡魔」

「尠」の読みかた

「尠」の書き方・書き順

いろんなフォントで「尠」

「尠」の英語の意味


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