例文・使い方一覧でみる「尠」の意味


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...これまた政府に近(ちか)づきて利したること(すく)なからず...   これまた政府に近づきて利したること尠なからずの読み方
石河幹明 「瘠我慢の説」

...くなくとも魂の公園としてこの位のものは一箇處保存して置きたいと思ふ...   尠くなくとも魂の公園としてこの位のものは一箇處保存して置きたいと思ふの読み方
江南文三 「相川おけさ」

...内心の(すくな)からざる不安は...   内心の尠からざる不安はの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」

...次第次第に未決の書類は残り(すく)なになって...   次第次第に未決の書類は残り尠なになっての読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...年々(すくな)くなりつつある Good Girls という型(タイプ)が...   年々尠くなりつつある Good Girls という型がの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...姪にはそれは何うであつたか知らないけれども、くとも、私に取つては、人並外れて早く性に目ざめた私に取つては、また人並外づれてロマンチツクな小説や、物語に読み耽つた私に取つては、そのシインは一種おもしろいシインとして眺めずには居られなかつた...   姪にはそれは何うであつたか知らないけれども、尠くとも、私に取つては、人並外れて早く性に目ざめた私に取つては、また人並外づれてロマンチツクな小説や、物語に読み耽つた私に取つては、そのシインは一種おもしろいシインとして眺めずには居られなかつたの読み方
田山録弥 「ある日」

...勇吉はその名の為めにくとも三日...   勇吉はその名の為めに尠くとも三日の読み方
田山花袋 「トコヨゴヨミ」

...その恋せる女を競争者の手から父親の手に移したことは(すくな)くとも愉快であった...   その恋せる女を競争者の手から父親の手に移したことは尠くとも愉快であったの読み方
田山花袋 「蒲団」

...どう云ふ譯か書籍が無くなつたものが隨分からぬものである...   どう云ふ譯か書籍が無くなつたものが隨分尠からぬものであるの読み方
内藤湖南 「弘法大師の文藝」

...奥村政信(おくむらまさのぶ)及びその門人のこれを描けるもの(すくな)からず...   奥村政信及びその門人のこれを描けるもの尠からずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...近代(いま)といふ今は(すくな)くも...   近代といふ今は尠くもの読み方
中原中也 「酒場にて」

...然しルモオルの天才は彼に負ふところくなかつた...   然しルモオルの天才は彼に負ふところ尠くなかつたの読み方
中原中也 「デボルド―※[#濁点付き片仮名ワ、1-7-82]ルモオル」

...この爺さんの世界観が杓子から出来上ってるのに(すく)なからず感心したのであります...   この爺さんの世界観が杓子から出来上ってるのに尠なからず感心したのでありますの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...生きんがため如何に足掻いたかを語っているのもくなかったが...   生きんがため如何に足掻いたかを語っているのも尠くなかったがの読み方
牧逸馬 「運命のSOS」

...船の大きな割りにボウト積載数のいことなど誰も気に留めなかった...   船の大きな割りにボウト積載数の尠いことなど誰も気に留めなかったの読み方
牧逸馬 「運命のSOS」

...人通りはくなった...   人通りは尠くなったの読み方
宮島資夫 「四谷、赤坂」

...眞に味得するの知己はまだいかも知れぬが...   眞に味得するの知己はまだ尠いかも知れぬがの読み方
吉川英治 「折々の記」

...その心境にはなからぬ変化が起っていた...   その心境には尠なからぬ変化が起っていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「尠」の読みかた

「尠」の書き方・書き順

いろんなフォントで「尠」

「尠」の英語の意味


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ブーケ   暮れ行く   涙ながらに  

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