...こいつは少々怪しいと思っても...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...少々異論が出ますな……」東屋氏の顔が心持緊張した...
大阪圭吉 「死の快走船」
...村人が総出で、ただいま、勿来の古関のあとへ、雲突くばかりの怪盗が現われて、若い娘を脅(おどか)して、その後生大事な髪飾りを強奪した、そういう奴を許してはおけない、ということで、それが勿来の関に向って押しかけて来るところへ、白雲が、この被害品を小腋(こわき)にして、悠々(ゆうゆう)として下りて来たから、血気盛んな村の者が、かえって出鼻をくじかれているのを、「怪しいものじゃありませんよ、君たち、拙者は絵師です、旅の絵かきでござる、安心しなさい」と、まず安心させておいてから、白雲は、「野州足利(あしかが)の田山白雲という絵かきが拙者です、君たちの心配する目的物はこれだろう」と言って、例の香箱を目先に突きつけ、「は、は、は、娘さんが少々、狼狽(ろうばい)したのだ、よく、あらためて、当人に返しておやりなさい」村人は、突きつけられた香箱を前にして、目をパチクリやっているが、この男が、自分たちの予期した悪漢ではない、ということだけの合点(がてん)は行ったらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...今の自分の偽(いつわ)りに喜ばされている親達が少々情無くも思われる...
中島敦 「弟子」
...「いやどうもこう書かれると少々恐縮だね...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...少々様子が変だ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「先生心臓の鼓動が少々狂(くる)やしませんか」と下(した)から調戯(からか)つた...
夏目漱石 「それから」
...少々ぐらい良心がチクチクしたところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少々心細いことになりましたね...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...明菓の宣伝のとこへ来ると客「よせやい宣伝は」と来て少々くさる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...少々脂が強すぎて魚代りには何うかと思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「遅いのにも程があるぜ――少々借りが溜つてゐるので来憎くなつたんぢやあるまいな...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...俺も此方に来てから少々君の趣味に感染して...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...長さは四粍位もあり体が彎って頭の方が少々太くその端に在る口がチビの癖にトテモ強力で口から粘液を出しては書物を縦横に喰い穿ちお構いなしにそこここを孔だらけにする...
牧野富太郎 「植物記」
...その都度(つど)樫の実などを少々賞与せぬと...
南方熊楠 「十二支考」
...僕は少々貴嬢にお願いがあります...
村井弦斎 「食道楽」
...始めは少々堅苦しく思われたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少々ものをおうかがいいたす」と四郎は初めて...
吉川英治 「親鸞」
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