...小雀(こがら)などと言う...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...ここには小雀の様に震えている...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...小雀女(こがらめ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...机上の小雀が人語を発した...
太宰治 「お伽草紙」
...舌を抜かれた小雀の名は...
太宰治 「お伽草紙」
...舌を拔かれた小雀の名は...
太宰治 「お伽草紙」
...小雀(こすずめ)に対して...
太宰治 「虚構の春」
...血眼(ちまなこ)になって行手を見つめて駆けっているさまは餓えた熊鷹が小雀を追うようだと黒田が評した事がある...
寺田寅彦 「イタリア人」
...しかし君らは小雀(こすずめ)にすぎない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...よたよた飛んでる遅生れの小雀も...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...小雀、小雀、帰ってこい...
豊島与志雄 「小さき花にも」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...臺が原驛外小雀(こがらめ)の榎の木に騷ぐ朝まだき木綿波雲に見ゆる山の秀(ほ)信州に入る釜なしの蔦木の橋をさわたれば蓬がおどろ雨こぼれきぬ富士見村をすゝきの(しもと)に交り穗になびく山ふところの秋蕎麥の花坂室の坂上よりはじめて湖水を見る秋の田のゆたかにめぐる諏訪のうみ霧ほがらかに山に晴れゆく六日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...小雀のように掴まれ乍らも...
野村胡堂 「女記者の役割」
...哀れむべき小雀は魂も消える許りに打倒れて...
平出修 「逆徒」
......
槇本楠郎 「赤い旗」
...はじめ二代目圓三、のち先代圓馬門に投じ、小雀、伯馬、小圓太を経て、明治三十四年三月襲名...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
......
三好達治 「間花集」
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