...……小雀(こがら)頬白(ほおじろ)も手にとまる...
泉鏡花 「薄紅梅」
...鎧武者金色の小雀は...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...小雀女(こがらめ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...二『やをれ小雀女(こがらめ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...あのツルゲネーフの書いた「勇敢なる小雀(こすずめ)」という短篇があります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...机上の小雀をむずと掴み...
太宰治 「お伽草紙」
...舌を抜かれた小雀の名は...
太宰治 「お伽草紙」
...脚をくじいて仰向にあがいてゐる小雀をお爺さんは見つけ...
太宰治 「お伽草紙」
...小雀(こすずめ)に対して...
太宰治 「虚構の春」
...血眼(ちまなこ)になって行手を見つめて駆けっているさまは餓えた熊鷹が小雀を追うようだと黒田が評した事がある...
寺田寅彦 「イタリア人」
...よたよた飛んでる遅生れの小雀も...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...鷲(わし)をその磊落(らいらく)なる小雀(こすずめ)のうちにわれわれが研究したのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小雀のように掴まれ乍らも...
野村胡堂 「女記者の役割」
...荒狂ふ嵐の前には彼は羽掻を蔵めた小雀であつた...
平出修 「逆徒」
......
三好達治 「故郷の花」
...それによく似た五十雀(ごじゅうから)・山雀(やまがら)・小雀(こがら)...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...天(てんぴょう)に吹き落された小雀のように...
吉川英治 「上杉謙信」
...「あれッ」と、悲鳴をあげかけた小間使いのおりんも、その口を大きな手のひらでふさがれて、小雀のように、磯松の根元へだき倒されましたが、「おりんや、大丈夫だよ!」月江の声がこうひびきますと、大の男が襷(たすき)を切ったように、かの女の肩から黒髪に吹かれて、デンと前へ投げ出されている...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??