...眼ではたゞ海の極く小部分が見えるだけで...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...学校の教育は教育中の小部分にして...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...当時は法王その一小部分を占有し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...我もこの宇宙に生を有し宇宙の一小部分なれば我もし天与の位置を守らば宇宙は我を養うなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...また永久示談に欺かれたものも地域にすれば未だ小部分である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...このエネルギーの小部分を割(さ)いて電車の乗客の顔を柔らげる目的に使用する事は出来ないものだろうか...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...一方に結晶体の原子格子(げんしごうし)の一小部分を考え...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...多数のただの一部分乃至一小部分になって了って...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...大衆の極小部分であっても...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...舗石(しきいし)の上のかすかな明るみと居酒屋の小部分と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本でもその戦争の一小部分を引き受けた...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...これはほんの小部分にすぎないのです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...必ずや自国の土地の生産物でその人口の大部分を養うはずであるがしかも平年にはその消費する穀物の小部分を外国から得るという国は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...知らずにいることの最小部分」という諺を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...奥羽の北端には小部分...
柳田国男 「年中行事覚書」
...いやその程度はまだ小部分の一事変でしかない...
吉川英治 「三国志」
...現実の人口を支えるためにはその極めて小部分が耕作される必要があるに過ぎぬか...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...もしその金属が流通の極めて小部分を形造ることによって貨幣と極めて軽微な関係しか有たぬ場合には...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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