...大時計の前で立止ると小腰をかがめてそこの床を眺めた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...小腰をかがめてその正門をくぐる...
太宰治 「お伽草紙」
...小腰をかがめてその正門をくぐる...
太宰治 「お伽草紙」
...どうぞよろしくと小腰を屈(かが)めて名刺をくれる黒チャンたちは...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...並んでいた大勢の女中が一斉に小腰(こごし)を屈(かが)める...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...小腰をかがめて「お変りもござりませんで...
直木三十五 「南国太平記」
...やがてばあやが荷物を運びだすあとから姉様は縁側を玄関のはうへととほりながら私のはうへ小腰をかがめて「御機嫌よう」といはれたのをなぜか私は聞えないふりをしてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...「へエ――」ガラツ八は恐る/\小腰を屈めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...支配人の吉三郎は大坂へ行っております」甥の金次は小腰を屈(かが)めます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「御苦勞樣でございます」小腰を屈めて行き過ぎようとするのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頭をさげて小腰をかがめ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...橋がかりへ出て来た高砂の尉(じょう)のようなおっとりしたしかたで小腰をかがめて...
久生十蘭 「キャラコさん」
...その中で、年輩のが、「青井うじ――何じゃ、かしましい――御隠居さま、お引きこもり中に――」「こやつが、こんな荷をかつぎ込みまして、どうしても、御隠居に拝謁(はいえつ)をと、いいはりますので――」じっと、見て老臣(おとな)が――「ふうむ、こりゃ、この荷は、何であるな?」闇太郎、急に、小腰をかがめて、「へ、へ、へ」と、笑って、「あなたは、話がおわかりになるようでごぜえますね――ちょいとお耳を拝借――」「ふうむ」老臣が、闇太郎の目つき、顔つきに、何ものかを認めたか、式台に下りて来る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...小腰をかがめて礼しながら揚幕の中へ消える)(花道の袖にジッと立って見送り...
三好十郎 「斬られの仙太」
...小腰を屈めてから再び立去りかける)加多 待たぬか...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...拙者と共に宿所まで同道してもらいたい」「は……」いかにも神妙そうに小腰を屈(かが)めた玄蕃は...
吉川英治 「剣難女難」
...赤鶴さまではございませぬか」一阿弥は小腰をかがめた...
吉川英治 「私本太平記」
...百は、ていねいに、小腰をかがめて、「では連れて帰っても……」「金は」と、誰か、するどくいった...
吉川英治 「野槌の百」
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