...「小者扱いしないでくれよ...
...「俺だって小者じゃないぜ...
...「小者に見えたのか?ごめんなさい...
...「小者でも立派な働き手だ...
...「小者は従わなければならない...
...南部の山は、黄金(こがね)山南部の河は、黄金河と、小者は、口吟みつつ、歩いていた...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...小者は、ちらっと、深雪を見てから、すぐ、南玉へ眼をくれて「今晩は、師匠」と、いった...
直木三十五 「南国太平記」
...僅かに与力同心と小者の類(たぐい)と同勢十人足らずで...
中里介山 「大菩薩峠」
...足軽小者だのいう者が覘(ねら)い寄るというような形勢は更にありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の笠を冠(かぶ)った小者(こもの)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...ノミ屋に毛の生えたような小者だのに...
三好十郎 「冒した者」
...小者と侍女を伴れていたが...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...どうぞお通り下さい」そしてもう一人の小者が...
山本周五郎 「山彦乙女」
...二十人の侍と小者人足で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...凡々(ぼんぼん)な小者(こもの)ではなんの役にも立つまいのう」「それには...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ご城内の要害(ようがい)をさぐり歩いているという小者の知らせでござります」と息をあえいだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あなた様お一人ではなかったではございませんか」「されば、わしの姿を見て、後から表の小者が追うて来たが」「いえいえ、小者風情と、人目を避けて、舟の中で密談を遊ばすわけはございませぬ」「誰じゃいったい...
吉川英治 「新書太閤記」
...裏山の小者小屋か」「敵の徳山則秀が...
吉川英治 「新書太閤記」
...たくさんな庖丁人や下婢小者もいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...厩の小者から、草履取(ぞうりとり)の端まで、(さあ、御奉公のしどころが来たぞ)と思うだけなのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...小者などと呼ぶ者を...
吉川英治 「平の将門」
...臣賀は、さらに、他の小者に、松かがりを、庭に焚かせて、露芝の遠くに、ひざまずいていた...
吉川英治 「平の将門」
...つるぎ山を見廻る小者(こもの)小屋や...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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