...「小者扱いしないでくれよ...
...「俺だって小者じゃないぜ...
...「小者に見えたのか?ごめんなさい...
...「小者でも立派な働き手だ...
...「小者は従わなければならない...
...小者が四人ついていた...
直木三十五 「南国太平記」
...小者が一足踏み出すと...
直木三十五 「南国太平記」
...僅かに与力同心と小者の類(たぐい)と同勢十人足らずで...
中里介山 「大菩薩峠」
...足軽小者だのいう者が覘(ねら)い寄るというような形勢は更にありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの小者(こもの)めをやっとの思いで手がらにかけたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...若くて元気な小者数人を号令して...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...役人小者も顔を見合せるばかり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小者が十人ほどいるんですよ」と万三郎が云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...そこにある小者(こもの)用の木戸があいた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「その人は私が引受けた」と玄四郎は小者たちに云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...主君の飲料水となると小者では心許(こころもと)ない...
吉川英治 「上杉謙信」
...――刑部が名も知らない厩(うまや)の口取の小者までが...
吉川英治 「大谷刑部」
...担架を担う小者の歩み...
吉川英治 「黒田如水」
...御用のすんだ小者たちが帰って来ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...浅野家の小者の顔も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...行く先を定めずに離散する老臣から若い小者の端までが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...小者(こもの)や百姓たちの屯(たむろ)...
吉川英治 「日本名婦伝」
...お下婢(はした)や小者の端(はし)にいたるまで...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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