例文・使い方一覧でみる「小禄」の意味
スポンサーリンク...この時検挙されたユタの親玉は小禄（おろく）のクンパタグワーのユタ... 
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...福沢先生は小禄ながら幕府の禄を受けておられる...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...その時どうするガラガラ崩れて地べたへ転げて鼻血と涎（よだれ）を流したとッても六日の菖蒲（あやめ）に十日の菊酒（きくざけ）あとの祭りでおさまり附かないチャカポコ チャカポコスチャラカ チャカポコスチャスチャ チャカチャカスチャチャカ ポコポコ譜代恩顧の小禄大名やっぱり間抜けで仕方もなけれどこれらは天下の米喰虫にて論に足らない度外の奴原何はともあれ肝腎（かんじん）かなめの天下の権老...
中里介山 「大菩薩峠」
...小禄ながら安らかに暮しておりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...国府弥八郎は小禄ながら聞えた御家人で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それも小禄（しょうろく）の御家人だけに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上士族の内にも小禄の貧者なきに非ざれども...
福沢諭吉 「旧藩情」
...チャント小禄（しょうろく）に安（やす）んじて居たのは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...稲生氏は小禄ではなかつたが家が貧しかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金五両三人扶持の小禄を食（は）み...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小禄の家に比ぶれば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...馬廻（うままわ）りの小禄とは申せ...
夢野久作 「名君忠之」
...七十石の小禄でも...
吉川英治 「醤油仏」
...小禄（しょうろく）の者にすら数百両ずつ与え...
吉川英治 「新書太閤記」
...小禄（しょうろく）の士をしてすら...
吉川英治 「新書太閤記」
...十石の小禄を食（は）みつつ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...小禄（しょうろく）な弓組の一家士でしかなかった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小禄でも今の江戸では...
吉川英治 「宮本武蔵」
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