...私は小犬が好きです...
...彼女は小犬を飼っている...
...わが家にも小犬がいます...
...小犬を連れて公園に行った...
...小犬が近所で迷子になっている...
...其周匝(まはり)を一疋の小犬がグル/\と廻つて頻りに巡査の顔を見て居るのを...
石川啄木 「雪中行」
...わたしはかつて西四牌棲(せいしはいろう)を通り過ぎて一匹の小犬が馬車に轢かれて即死したのを見たが帰って来た時にはもう何一つ見えなかった...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...それで帰って来たものですよ」老婦人はそれから土間へおりてその小犬を抱きあげた...
田中貢太郎 「白い小犬を抱いた女」
...なにもわざわざ小犬がしっぽ――小犬じしんの――に戯れるのを見に来たわけではない...
谷譲次 「踊る地平線」
...すこし濁つて春の水ながれてくる・旅人のふところでほんにおとなしい児・春の街並はぢかれどほしでぬけた・あたゝかい小犬の心がようわかる春のくばりものとし五色まんぢゆう再録・朝からの騷音へ長い橋かゝる・松はおだやかな汐鳴り・遍路たゞずむ白浪おしよせる・わびしさは法衣の袖をあはせる□・旅の或る日の松露とる花ぐもりのいちにち石をきざむばかり此宿はよい...
種田山頭火 「行乞記」
...私は思いがけなく小犬に咬みつかれた...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...その濕(ぬ)れた小犬を山の上の掛茶屋の柱に鎖で繋いでおいて...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...古びた家、木綿の窓掛、果樹の茂り、芝生の花、籠の鸚鵡(あうむ)、愛らしい小犬、そしてランプの光、尽きざる物思ひ………...
永井荷風 「海洋の旅」
...「何だ捨てられた小犬みてえな音を出してやがる」西沢が冷やかした...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...一人の男が小犬に信号しては歩かせたり停らせてゐた光景である...
原民喜 「風景」
...メッヂイが例の婦人たちについて來た小犬と鼻を嗅ぎあつてゐるのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...くだんの小犬の奴がワンワン吠えながら駈けつけたから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...ミコちゃんの小犬は...
北條民雄 「可愛いポール」
...……それではこの次は『大馬と小犬』が始まる訳ですな」「そうです...
夢野久作 「暗黒公使」
...まだ時間がありますが」「面白いですかな」「ええ『大馬と小犬』も面白いですがその次の馬上の奇術っていうのが素敵なんです...
夢野久作 「暗黒公使」
...其(その)度にきやつきやと笑ふので小犬等も亦(また)食卓を賑(にぎは)す一つに成つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...その小犬を抱きあげてやると...
蘭郁二郎 「睡魔」
...一寸見ると膝の上に小犬をあやしているように見えたのだ...
蘭郁二郎 「睡魔」
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