...渾名(あだな)を小烏(こがらす)の三之助...
泉鏡花 「海異記」
...四「状(ざま)を見ろ、弱虫め、誰だと思うえ、小烏の三之助だ...
泉鏡花 「海異記」
...粋(いき)な小烏といわれないで...
泉鏡花 「海異記」
...陸奧國二戸郡小烏谷(コズヤ)村發見 同前四...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...平家の小烏丸(こがらすまる)にも匹敵するほどの名剣であるそうな...
中里介山 「大菩薩峠」
...長絹に小烏帽子を着せる...
野口米次郎 「能楽論」
...なんと今夜最終に圓朝自身鳴物や道具を遣って演るはずの「小烏丸」をそっくりそのまま丸ごかしに素噺(すばなし)として喋ってしまったからだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...あくまで最前師匠が演ってしまった「小烏丸」以外には通用しないものだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...まさに歴然と演ってしまった「小烏丸」を二度と繰り返すことはできない...
正岡容 「小説 圓朝」
...「ままよ――」苦し紛れの一策として「小烏丸」によく似た筋を...
正岡容 「小説 圓朝」
...前に師匠が充分に伺った「小烏丸」もどきの別の噺をいとも危っかしい調子で喋りだした...
正岡容 「小説 圓朝」
...「小烏丸」の急所急所は除けて喋っている...
正岡容 「小説 圓朝」
...圓朝にとってはおもいで怨めしい「小烏丸」だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...ホゴそのほか沖の雑魚(ざこ)釣シヤコを用ゐるものは小鯛釣小烏賊を用ゐるものは大鯛釣シラサ海老を用ゐるものは大鯛釣...
正岡子規 「病牀六尺」
...五八小烏瀬川(こがらせがわ)の姥子淵(おばこふち)の辺に...
柳田国男 「遠野物語」
...小烏瀬川(こがらせがわ)の河隈(かわくま)に館(たて)の址あり...
柳田国男 「遠野物語」
...小烏瀬(こがらせ)川の支流の水上(みなかみ)なり...
柳田国男 「遠野物語」
...この村と小烏瀬(こがらせ)川を隔てたる字下栃内(しもとちない)に普請(ふしん)ありて...
柳田国男 「遠野物語」
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