...あっぱれなる小歌手(しょうかしゅ)...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...流行の小歌うたひたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...可笑(をか)しき小歌うたひて聞せしかば...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...竈屋の方に小鈴を振るやうな小歌の聲が聞える...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...小歌木立生ひ繁る阜(をか)は...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...心いきの小歌(こうた)もくひとめた...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...冗談でなく最もおごそかな墓場の小歌であり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...好きな小歌をいい声で歌い出した...
太宰治 「走れメロス」
...「君ゆゑなみだはいつもこぼるゝ」とれいの小歌をうたいました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...雨滴のように数多い歌曲(リード)や小歌曲の白けた臭気を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...後者はカンタータではなくむしろ宗教的な小歌曲に属すべきだが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...全曲レコードはないがポリドールに縮小歌劇があり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...芸妓と共に歌舞伎をも見物し小歌浄瑠璃をも聴き...
福沢諭吉 「女大学評論」
...いやしき賤(しず)が小歌も心をとめて聞く時は...
三宅花圃 「藪の鶯」
...」こんな小歌を昼はひねもす夜(よ)はよもすがら歌っています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...○昔の小歌だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...自身はピヤノに向(む)いて二三の小歌(こうた)を好(い)い声で歌つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...袖の重さよ恋かぜは重いものかな阿国(おくに)歌舞伎でおぼえた小歌を口誦(くちずさ)みながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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