...其黒文字とは?』『小楊枝のこツた...
石川啄木 「漂泊」
...芸妓が黒文字ツて小楊枝を客の前に出すんだ...
石川啄木 「漂泊」
...』『小楊枝をか?』『然(さう)さ...
石川啄木 「漂泊」
...小楊枝(こやうじ)で奧齒(おくば)の加穀飯(かてめし)をせゝつては居(を)られぬ處(ところ)から...
泉鏡太郎 「一席話」
...彼女たちはきまつて小楊枝(こやうじ)で歯をせせり...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...内部にも何枚目ということを数えて小楊枝を挟んでおいたが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...小楊枝(こようじ)を使っていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...小楊枝(こようじ)を添(そ)えて出した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...小楊枝入(こようじいれ)を取り扱うような手つきで...
夏目漱石 「明暗」
...黒八丈(くろはちじょう)の下から抜き取った小楊枝(こようじ)で...
夏目漱石 「明暗」
...手に持った小楊枝(こようじ)を着物の襟(えり)へ差した...
夏目漱石 「門」
...手(て)に持(も)つた小楊枝(こやうじ)を着物(きもの)の襟(えり)へ差(さ)した...
夏目漱石 「門」
...互に小楊枝をせせつて...
長谷川時雨 「夏の夜」
...例えばビーズ刺繍の小楊枝入(こようじいれ)といった風な...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...小楊枝(こようじ)の先でつつくような(原文イタリア語)ややこしい物言いをしたりするのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...口に小楊枝(こようじ)をくわえているところを見ると...
吉川英治 「江戸三国志」
...小楊枝(こようじ)のさきで歯をせせりながら見物していたが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...小楊枝(こようじ)を折るような...
蘭郁二郎 「鉄路」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??