例文・使い方一覧でみる「小桜」の意味


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...あの小桜神社(こざくらじんじゃ)でございます...   あの小桜神社でございますの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...それは小桜神社(こざくらじんじゃ)の祭神(さいしん)として実際(じっさい)の仕事(しごと)にかかる前(まえ)にまだ何(なに)やら心(こころ)の準備(じゅんび)が要(い)ると考(かんが)えましたからで……...   それは小桜神社の祭神として実際の仕事にかかる前にまだ何やら心の準備が要ると考えましたからで……の読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...是非(ぜひ)あの若月(わかつき)を小桜神社(こざくらじんじゃ)の神馬(しんめ)に出世(しゅっせ)させておやり下(くだ)さいませ...   是非あの若月を小桜神社の神馬に出世させておやり下さいませの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...この『小桜縅』から田山花袋(たやまかたい)が出身したは鶯(うぐいす)の巣から杜鵑(ほととぎす)が巣立(すだち)したようなものだ...   この『小桜縅』から田山花袋が出身したは鶯の巣から杜鵑が巣立したようなものだの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...小桜縅(こざくらおどし)の鎧武者のうしろに身を潜め...   小桜縅の鎧武者のうしろに身を潜めの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...小桜草は紅也...   小桜草は紅也の読み方
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」

...翌十八日の五時に日輪が出た、六時十分に絶頂を指して登りはじめた、平坦な芝生に多くは小池があって、矮小(わいしょう)な灌木や熊笹の繁茂している所がままあるが、展望を妨げるようなことは少しもない、間もなく偃月形をなしているかなりの大残雪を蹈んで、七時五分に絶巓の三角点址に達した、絶巓は渺々(びょうびょう)たる曠野(こうや)であって一帯の芝生に、小池が所々にあって無数の南京小桜(なんきんこざくら)が池を廻って※娜(じょうだ)として可憐(かれん)を極めている、この曠野は三角点附近を最高点としていて、緩慢(かんまん)な傾斜をなして北方に低下しているが、絶頂に特に隆起した地点がないから、曠野の全部を一望の下に俯瞰(ふかん)することが出来ないで遺憾(いかん)というべきである、三角点址の眺望は非常に宏闊であって、南西に当って近くの鶴ヶ岳が金字形をなしている、その山貌と鳶色の山色より察すると火山岩である、鶴ヶ岳の左には馬鞍状の燧岳がある、鶴ヶ岳の右には尖端が天を衝(つ)いている日光白根がある、赤城と白根の間に男体山が見える、人夫の一人は男体山を富士山だかと三、四回も自分に質問した、浅間山が盛(さかん)に噴煙している、頸城(くびき)の平野を隔てて妙高(みょうこう)山が屹立(きつりつ)していて、その上方に日本アルプスの北部が杳々(ようよう)として最後の背景をなしている、また兎、中、駒、八海、荒沢、大鳥岳の連嶺は数十条の残雪を有していて、蒲原(かんばら)の平野も日本海も脚下に開展している、快晴の日には佐渡も富土山も認めることが出来るそうである、この山上の大観は吾(わ)が北越の諸山に比較すると、飯豊(いいで)山の雄渾(ゆうこん)豪壮に対しては少しく遜色があるが、有名な苗場山とは正に伯仲の間にあるものであろう、そうして苗場山を人工入神の作と見たならば、平ヶ岳は神作の拙なるものではあるまいか、絶頂から北へ向って行くと盃石という岩があると聞いたが、この日は不動瀑布上の野宿所まで戻るのであるのと、白沢を渉るときに足を少しく損じたので、帰途を急ぐ必要上から充分に山上を遊ぶことが出来ないので、八時に絶巓を辞して野宿所へ降った、絶頂の植物は大略チングルマ、大桜草、白山一華(はくさんいちげ)、南京小桜などで、越後と岩代の駒ヶ岳、燧岳とやや同様の観がある、九時に野宿所を出発して三時十五分に平岳沢と白沢の出合に下った、五時五十分に不動瀑布上の野営地に着いた、もう豪雨が来ても大丈夫だと一同が安心してその夜は熟睡したが、自分は多年の宿望を果したから最も愉快に安眠に耽(ふけ)った...   翌十八日の五時に日輪が出た、六時十分に絶頂を指して登りはじめた、平坦な芝生に多くは小池があって、矮小な灌木や熊笹の繁茂している所がままあるが、展望を妨げるようなことは少しもない、間もなく偃月形をなしているかなりの大残雪を蹈んで、七時五分に絶巓の三角点址に達した、絶巓は渺々たる曠野であって一帯の芝生に、小池が所々にあって無数の南京小桜が池を廻って※娜として可憐を極めている、この曠野は三角点附近を最高点としていて、緩慢な傾斜をなして北方に低下しているが、絶頂に特に隆起した地点がないから、曠野の全部を一望の下に俯瞰することが出来ないで遺憾というべきである、三角点址の眺望は非常に宏闊であって、南西に当って近くの鶴ヶ岳が金字形をなしている、その山貌と鳶色の山色より察すると火山岩である、鶴ヶ岳の左には馬鞍状の燧岳がある、鶴ヶ岳の右には尖端が天を衝いている日光白根がある、赤城と白根の間に男体山が見える、人夫の一人は男体山を富士山だかと三、四回も自分に質問した、浅間山が盛に噴煙している、頸城の平野を隔てて妙高山が屹立していて、その上方に日本アルプスの北部が杳々として最後の背景をなしている、また兎、中、駒、八海、荒沢、大鳥岳の連嶺は数十条の残雪を有していて、蒲原の平野も日本海も脚下に開展している、快晴の日には佐渡も富土山も認めることが出来るそうである、この山上の大観は吾が北越の諸山に比較すると、飯豊山の雄渾豪壮に対しては少しく遜色があるが、有名な苗場山とは正に伯仲の間にあるものであろう、そうして苗場山を人工入神の作と見たならば、平ヶ岳は神作の拙なるものではあるまいか、絶頂から北へ向って行くと盃石という岩があると聞いたが、この日は不動瀑布上の野宿所まで戻るのであるのと、白沢を渉るときに足を少しく損じたので、帰途を急ぐ必要上から充分に山上を遊ぶことが出来ないので、八時に絶巓を辞して野宿所へ降った、絶頂の植物は大略チングルマ、大桜草、白山一華、南京小桜などで、越後と岩代の駒ヶ岳、燧岳とやや同様の観がある、九時に野宿所を出発して三時十五分に平岳沢と白沢の出合に下った、五時五十分に不動瀑布上の野営地に着いた、もう豪雨が来ても大丈夫だと一同が安心してその夜は熟睡したが、自分は多年の宿望を果したから最も愉快に安眠に耽ったの読み方
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」

...小桜縅の文壇佳話...   小桜縅の文壇佳話の読み方
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」

...阿部正三郎・磯野秋雄と小桜葉子が来ることになり...   阿部正三郎・磯野秋雄と小桜葉子が来ることになりの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...与太者二人と小桜葉子を連れ...   与太者二人と小桜葉子を連れの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...一番早稲の「小桜」が熟れるまで食ふ米がなくなり...   一番早稲の「小桜」が熟れるまで食ふ米がなくなりの読み方
北條民雄 「無題※[#ローマ数字1、1-13-21]」

...江戸川に架せられてゐる小橋の一つに小桜橋の名の存するのは...   江戸川に架せられてゐる小橋の一つに小桜橋の名の存するのはの読み方
正岡容 「巣鴨菊」

...小桜を抜いた淡緑(うすみどり)の革足袋(たび)に...   小桜を抜いた淡緑の革足袋にの読み方
三上於兎吉 「艶容万年若衆」

...この先の小桜屋へ五...   この先の小桜屋へ五の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...小桜屋の前で別れて...   小桜屋の前で別れての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...――それは、絵心がいるほど難しい仕事でもなく、註文主(ちゅうもんぬし)の紋所(もんどころ)だの、千鳥、源氏車、小桜、菖蒲(あやめ)など、かんたんな模様にすぎない下絵なので、どうやら彼もこの頃は、馴れていた...   ――それは、絵心がいるほど難しい仕事でもなく、註文主の紋所だの、千鳥、源氏車、小桜、菖蒲など、かんたんな模様にすぎない下絵なので、どうやら彼もこの頃は、馴れていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...小桜革(こざくらがわ)の足袋(たび)を穿(は)いて...   小桜革の足袋を穿いての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...霞に小桜染の小袖を着...   霞に小桜染の小袖を着の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「小桜」の読みかた

「小桜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「小桜」


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