...然(さ)れば小松殿も時頼を末(すゑ)頼母(たのも)しきものに思ひ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿の御樣見上ぐれば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿は打見やりて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿の御内なる齋藤瀧口殿にてはお在(は)さずや』...
高山樗牛 「瀧口入道」
...ありし昔の瀧口が此君(このきみ)の御爲(おんため)ならばと誓ひしは天(あめ)が下に小松殿只(たゞ)一人...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿逝去(せいきよ)と聞きては...
高山樗牛 「瀧口入道」
...先には横笛、深草の里に哀れをとゞめ、今は小松殿、盛年の御身に世をかへ給ふ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...柱とも石とも頼まれし小松殿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿の墓所(ぼしよ)指(さ)して立去りし頃は...
高山樗牛 「瀧口入道」
...その後加茂の川原や、小松殿、勝尾寺(かちおでら)、大谷など、その住所は改まるとも勧化(かんげ)怠りなく遂に末法相応浄土念仏(まっぽうしょうおうじょうどねんぶつ)が四海のうちに溢るるに至った...
中里介山 「法然行伝」
...この小松殿に取らせてやれ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...平重盛(しげもり) 清盛の息子、小松殿...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...平家の小松殿の身内だったが...
吉川英治 「私本太平記」
...「右大将小松殿の御内(みうち)でも...
吉川英治 「親鸞」
...小松殿のお館(やかた)のあった薔薇園(しょうびえん)の跡でございます...
吉川英治 「親鸞」
...六波羅(ろくはら)の清盛や小松殿の一門とも...
吉川英治 「源頼朝」
...程近い小松殿――清盛の長子重盛(しげもり)の館を訪れた...
吉川英治 「源頼朝」
...徹(てっ)しておやりなさるご気性にも似あわぬことだ」「池の禅尼や小松殿のお口添えによるというが...
吉川英治 「源頼朝」
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