...『あれこそは小松殿の御内(みうち)に花と歌はれし重景殿よ』など...
高山樗牛 「瀧口入道」
...第三當時小松殿の侍に齋藤瀧口(さいとうのたきぐち)時頼と云ふ武士ありけり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿の御事は云ふも更なり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...亡からん後まで頼み置かれし小松殿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿は取上げて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...小松殿逝去(せいきよ)と聞きては...
高山樗牛 「瀧口入道」
...亡(な)き人の碑(しるし)にも萬代(よろづよ)かけし小松殿内府の墳墓(ふんぼ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...同じ小松殿の御内(みうち)に朝夕顏を見合せし朋輩の我...
高山樗牛 「瀧口入道」
...この小松殿に取らせてやれ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...眺めやる七条、五条の大路には、糸毛の輦(くるま)、八葉(はちよう)の輦、輿(こし)や牛車が、紅葉(もみじ)をかざして、打たせているし、宏壮な辻々の第宅(ていたく)には、昼間から、催馬楽(さいばら)の笛が洩れ、加茂川にのぞむ六波羅(ろくはら)の薔薇園(しょうびえん)には、きょうも、小松殿か、平相国(へいしょうこく)かが、人招きをしているらしく、蝟集(いしゅう)する顕官の輦(くるま)から、眼もあやなばかり、黄金(こがね)の太刀や、むらさきの大口袴(おおぐち)や、ぴかぴかする沓(くつ)や、ろうやかな麗人がこぼれて薔薇園の苑(にわ)と亭にあふれているのが、五条橋から眺められたが、(羨(うらや)ましい)とは、感じもしなかったし、なおのこと、(不都合な平家)などとは、思いもしなかった...
吉川英治 「親鸞」
...橋の東に小松殿の薔薇園(しょうびえん)があり...
吉川英治 「親鸞」
...小松殿へ」禅尼は...
吉川英治 「源頼朝」
...小松殿のお力をかりるしかないと考えていたが」「宗清が...
吉川英治 「源頼朝」
...小松殿の門を出てからは...
吉川英治 「源頼朝」
...これへ小松殿がお見えになられますぞ――と...
吉川英治 「源頼朝」
...小松殿のような賢者のご子息でありながら...
吉川英治 「源頼朝」
...七条、八条、池殿、小松殿、泉殿、東は二条三条のここかしこからも、いちどに黒煙が揚がりはじめた」「えっ、煙が?」人々は、どよめき出した...
吉川英治 「源頼朝」
...小松殿の高野丸(こうやまる)とか...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??