...この本は縮小本なので、文字が小さくて読みにくい...
...その本屋さんでは、縮小本がたくさん置かれている...
...縮小本を使うことで、スペースを節約することができる...
...私は縮小本が苦手で、普通の本を読むことが多い...
...この雑誌は縮小本だけど、写真も見やすくてとてもいい...
...小本(こほん)の『膝栗毛』の一冊で...
薄田泣菫 「茶話」
...横向になって表紙の赤茶けた欧文の小本(こほん)を覗(のぞ)いていた...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...『夏すがた』の一作は『三田文学』大正四年正月号に掲載せんとて書きたるものなりしが稿成るの後自(みずか)ら読み返し見るにところどころいかがにやと首をひねるべき箇所あるによりそのまま発表する事を中止したりしを籾山書店これを聞知り是非にも小本(こぼん)に仕立てて出版したしと再三店員を差遣されたればわれもその当時は甚(はなはだ)眤懇(じっこん)の間柄むげにもその請(こい)を退(しりぞ)けかね草稿を渡しけり...
永井荷風 「書かでもの記」
......
永井荷風 「自選 荷風百句」
...数百枚をとじた小本でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の癖として寝る時は必ず横文字の小本(こほん)を書斎から携(たずさ)えて来る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...低級な小本には「千葉心中」と...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...小本川に沿って小本の湊へ寄り...
久生十蘭 「奥の海」
...小本(こほん)なんぞ読むにも及ばず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...手あたり次第に小説をあさってよんで居たお龍は末喜を書いた小本を見つけた...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...薄手の表紙の画でも書いたような小本なら風雅人の見るもの...
柳田國男 「書物を愛する道」
...田老と小本(おもと)との間などは...
柳田國男 「地名の研究」
...小本(おもと)の川口の部落で買おうとしたら...
柳田国男 「雪国の春」
...また卓上に一昨年の新著である陳興亞の「遊千山記」の小本のあるのを示して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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