...彼は小意気にも挑戦を決めた...
...小意気な態度で大物に接し、失礼した...
...人々は彼女の小意気な振る舞いにうんざりしていた...
...その若者は小意気な性格で、指導者との関係にも影響を与えた...
...「小意気な態度はやめなさい」と彼女の上司が叱った...
...小意気な下町風の若い奥様が立つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...蝸牛(かたつむり)の頭巾に小意気(こいき)な鬚のメフィストフェレスは...
谷譲次 「踊る地平線」
...上方風の小意気な鮨屋(すしや)があったり...
徳田秋声 「爛」
...小意気なもんだ」「然し...
直木三十五 「南国太平記」
...目の前には二十五六の小意気な青年――翻訳していえばヨタ者らしい男が...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...貧乏くさいくせに小意気で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...二十二三の小意気な男でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とって二十二になる小意気な年増女です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小意気ではあるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身だしなみの良い小意気な男っ振りなどを見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...美化されて伝わったそんな小意気(こいき)なものでもなければ...
長谷川時雨、三上於菟吉 「旧聞日本橋」
...胸で小意気に結んでいるのもある...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...小意気な座敷を妹娘の旦那に建増してもらって...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...小意気な半纏(はんてん)を着た朝の姿で...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...けだし小意気な娘をもつ父親のところへ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...兄弟はすべて道路の地均(なら)し用蒸気ロウラアに乗り組んでいる小意気な船員たちだと...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...慎みぶかい人情をもった小意気な世帯だったにちがいない...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...少し小意気(こいき)だというみなり...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
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