...彼女は小意地っぽいところがある...
...小意地を張った行動は良くない...
...彼は小意地を張らない性格だ...
...彼女の小意地っぷりには呆れる...
...妹は小意地を張って、兄の意見に反対した...
...小意地悪くも彼の言うところと反対のことばかりをしたのである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...小意地悪いほど明瞭に意識し乍ら...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...恐しい恋それから何(ど)んな事が起ったか、如何(いか)なる文献にも伝説にも伝わりませんが、兎に角漸(ようや)く許されて庭口から表の方へ突き出されたのは、最早夕暮も近い頃で、それまでざっと一刻半(三時間)の間、村松金之助は奥庭の芝生の上で、十幾人の腰元の、小意地の悪い、その癖申分なくムズ痒(がゆ)い、不思議な責めを味わわされたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その底に小意地の悪さが浸みこんでいておもしろい...
野村胡堂 「胡堂百話」
...物を言はせずに一ヶ月睨み通した六助夫婦の安惡黨振りの小意地の惡さ――「ひどいことをしやがる」平次もさすがに胸の惡くなる心持です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...物を言わせずに一と月睨(にら)み通した六助夫婦の安悪党振りの小意地の悪さ――「ひどいことをしやがる」平次もさすがに胸の悪くなる心持です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「下手人は金五郎ぢやないと言ふのかい」萬七は小意地の惡い調子で平次に突つかかりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「下手人は金五郎じゃないと言うのかい」万七は小意地の悪い調子で平次に突っかかりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さう言ふお徳の調子にはひどく小意地の惡い響がありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三輪の萬七の小意地の惡さに對して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...執拗(しつあう)に小意地惡く言ひふらした上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何やら小意地の惡い冷笑があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小意地の惡さは相當で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...加之(それに)妙にねち/\した小意地(こいぢ)の惡い點があツて...
三島霜川 「青い顏」
...どんなに根性わるな者でも「あれほど小意地のわるい顔つきはできないだろう」という評もあった...
山本周五郎 「季節のない街」
...芸人に小意地の悪いことをしてよろこぶ人たちです...
山本周五郎 「新潮記」
...それから小意地の惡い...
吉川英治 「折々の記」
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