...小心に一歩一歩と固めてゆく時にはじめていままで夢にも知らなかった山の他の一面がじりじりと自分らの胸にこたえてくる」って書いていたじぁないか...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...あまりに小心に目前の赤字を免れようとして値上げを急ぎ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...概して婦人は小心にして注意深きところよりその長所が時にはかえって障害となるのもありますから...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...小心にも戦々兢々としてゐる...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...どうか、あの、小心にめんじて、おゆるし下さい...
太宰治 「六月十九日」
...小心にして放縦...
種田山頭火 「述懐」
...彼は何故に前に小心にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...政治上に於ては極めて小心にして英斷に乏しく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政治家は言に小心にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政治上に於ては極めて小心にして英断に乏しく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政治家は言に小心にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...とても小心に気を揉みながら夢中で駅まで引き返した...
牧野信一 「階段」
...余り小心に考えて徒労をせぬが好(い)い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...小心にして鬼面(きめん)人をおどすもの...
吉川英治 「三国志」
...ニベもない宿意を以て報(むく)うほど小心にして正直な彼でもなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...小心にも自身手をくだすつもりと見えました...
吉川英治 「新書太閤記」
...小心によるものだったと...
吉川英治 「新書太閤記」
...それだけに小心にもなり...
吉川英治 「新書太閤記」
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