...その小子どもにはしむ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...今は小子(それがし)が胸には横笛がつれなき心も殘らず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...墨染の衣(ころも)に一生を送りたき小子(それがし)が決心...
高山樗牛 「瀧口入道」
...この二編小子(しょうし)深く心服仕(つかまつ)る論なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...小子の生命計り難きが故に...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...小子の生命計り難きが故に云々」といふ苦痛は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...八人にて彫候得ば一百十三日に彫終り申候――然るに小子無息清貧にて御座候得ば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...水辺ニ多ク生ズ葉ハ狭ク長ク一尺余コレヲ断バ涎アリ一根ニ叢生ス春ノ末薹ヲ起ス高サ二三尺小葉互生ス五月梢頭及葉間ニ穂ヲ出シ節ゴトニ十数花層ヲナスソノ花三弁三萼淡緑色大サ一分許中ニ淡黄色ノ蕊アリ後実ヲ結ブ……コノ実ヲ仙台ニテノミノフネト云後黄枯スレバ内ニ三稜ノ小子アリ茶褐色形蓼実ノ如シ是金蕎麦ナリ根ハ黄色ニシテ大黄ノ如(ごと)シ...
牧野富太郎 「植物記」
...「小子も六月十二日より発症咳血也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「御医師小子及天富良碩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小子同行被差遣候旨...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小子内(おこない)の漁村にただ一軒ある宿屋の...
柳田国男 「雪国の春」
...小子内では踊りはどうかね...
柳田国男 「雪国の春」
...九戸の小子内(おこない)の清光館などは...
柳田国男 「雪国の春」
...これによって隣の小子内が受けた影響は...
柳田国男 「雪国の春」
...小子は海外におもむけば...
吉田松陰 「留魂録」
...小子(しょうし)何をか述べん...
和辻哲郎 「孔子」
...(小子、小女と同じく庸調の負担なし)次女、十三歳...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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