...これが謡にある「小塩」です...
上村松園 「女の話・花の話」
...名古屋附近では猪、銀之丞、中村、中根、小塩、および名をちょっと忘れたが何とかいう弁護士...
大杉栄 「獄中消息」
...岬おこし、磯丸糖、――芭蕉飴などはいかが!伊良湖から日出(ヒイ)、堀切、小塩津、和地と歩いた、豌豆の外に花を作つている、金盞花が多かつた、養鶏も盛んである...
種田山頭火 「旅日記」
...小塩原と言つたやうなところです...
田山録弥 「談片」
...只さつき梅の間から見た樅の木が十五六本大小塩梅(ママ)して築山の背に立つてるのが稍々物になりさふである...
長塚節 「我が庭」
...小塩(をしほ)山みゆき積もれる松原に今日ばかりなる跡やなからんという歌であったようである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...京都府でも小塩山十輪寺の正月十四日のオコナエというのが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...小塩津(こしほづ)の浜まで十五町辿つて来ると...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...今まで通つて来た和地・小塩津一帯の伊良湖の裏浦には...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
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