...の多くが統一せられない前の小君主の地位の継続せられたものであるらしいこと...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...翌日源氏の所から小君(こぎみ)が召された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「返事はどこ」小君はありのままに告げるほかに術(すべ)はなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小君の衣服を新調させたりして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女へ都合を聞かせに小君をやった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だめであるという報(しら)せを小君が持って来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...と小君に言ってやった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もったいないことだと思います」と小君が言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もう一度逢(あ)えるようないい機会をおまえが作ってくれ」こんなことを始終小君は言われていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小君のために妻戸をあけに出て来た童女もそこへはいって寝た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小君はその隅の室からさしている灯(ひ)の明りのほうを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いつまでも私の心がおまえを愛しうるかどうか」まじめそうに源氏がこう言うのを聞いて小君はしおれていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...空蝉(うつせみ)の身をかへてける木(こ)のもとになほ人がらのなつかしきかなこの歌を渡された小君は懐(ふところ)の中へよくしまった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小君が家の中を往来(ゆきき)する影を見ても胸をおどらせることが多いにもかかわらず手紙はもらえなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし小君は少将の来ていないひまをみて手紙の添った荻の枝を女に見せたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昨夜大将のお使いで小君(こぎみ)がおいでになりましたか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...来た小君は自殺の決心をした夕べにも恋しく思われた弟であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ぜひ手ずからお渡しさせてください」こう小君が言うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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