...堀の内よりはじむ、次に小千谷、次に十日町、次に塩沢(しほざは)、いづれも三日づゝ間(あひ)を置(おき)てあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...他所にも左義長あれどもまづは小千谷(をぢや)を盛大(せいだい)とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小千谷(をぢや)は北越(ほくゑつ)の一市会(いつしくわい)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小千谷(をぢや)にいたりてはじめて生鯛(なまたひ)を喰(しよく)せしに美味(びみ)なりし事いふべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小千谷(をぢや)の前川(ぜんせん)は海に朝(てう)するの大河なれば今捕(とり)しをすぐに庖丁(はうちやう)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...迫々弘り此小千谷(をぢや)にもあれば此国に市会(しくわい)をなす所にはかならずあるべく又諸国にもあるべしといひければ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...余与(よと)京水と同行(どうかう)十人小千谷をはなれて西の方●新保(しんほ)村●薮川新田(やぶかはしんでん)などいふ村々を歴(へ)て一宮(いちのみや)といふ村にいたる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...これは小千谷の下た町といふ所の酒楼(しゆろう)に居(を)る酌採(しやくとり)の哥妓(げいしや)どもなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○逃入村(にごろむら)の不思議(ふしぎ)小千谷(をぢや)より一里あまりの山手(やまて)に逃入村(にごろむら)といふあり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...余(よ)越遊(ゑついう)して小千谷(をぢや)に在りし時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...余(よ)も小千谷に遊びし時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小千谷から馬車を雇って...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...四五年前に死んだ越後小千谷(えちごおじや)産まれの彼の父は...
徳田秋声 「仮装人物」
...小千谷(おじや)辺に...
中谷宇吉郎 「雪」
...塩沢(しほざは)とか十日町(とをかまち)とか小千谷(をぢや)といふやうな...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...小千谷(おぢや)の縮(ちぢみ)は美しいといっても...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...小千谷(おぢや)のものに席を譲らねばなりますまい...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...小千谷の上布(じょうふ)に如(し)くはありません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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