...それをまた小分けして以下しるすように分類してみた...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...起居注類の中の小分けとして實録が入つてゐるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...姑(おふくろ)は煮団子(ガルーシュキ)を少し冷(さま)さうと思つて大鍋から鉢へ小分けにして移してをりましたのさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
... 小分けして かしパンに してあったのですが...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう訳 「ちょびひげサミュエルのはなし」
...それを小分けにして送りつけ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...鶏が入らない様にあらい金網で仕切られた五坪ほどの中に六つ七つの小分けがつけてある...
宮本百合子 「後庭」
...それらをさらに小分けすることによって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...動的すなわちどういう生き方をしているかに小分けしてかかるのが必要だと思うが...
柳田國男 「地名の研究」
...差し当りこれを三つに小分けするのがよいと考えている...
柳田國男 「地名の研究」
...あるいは一庄半庄と小分けして...
吉川英治 「私本太平記」
...それを二人分の量に薬紙(やくし)へ小分けしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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