...この傍若無人の小冠者の振舞を怪しともせず...
中里介山 「大菩薩峠」
...篤(とく)と兵馬の剣術ぶりを注視していたこの小冠者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...隣国の近江では死を以て待たれたこの小冠者も...
中里介山 「大菩薩峠」
...この多事なる世界は日となく夜となく回転しつつ波瀾(はらん)を生じつつある間に我輩のすむ小天地にも小回転と小波瀾があって我下宿の主人公はその尨大(ぼうだい)なる身体を賭(と)してかの小冠者差配と雌雄(しゆう)を決せんとしつつある...
夏目漱石 「倫敦消息」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...一尾の塩鮭を肌に取り隠して露顕した小冠者が...
柳田国男 「雪国の春」
...拳(こぶし)に鷹をすえた小冠者も控えていた...
吉川英治 「私本太平記」
...そのうちに、小冠者も、空馬を拾った...
吉川英治 「私本太平記」
...その妻の手塩の愛を――可憐な小冠者姿(こかじゃすがた)に隈(くま)なく持って――ちょこんと目の前に畏(かしこ)まった正行(まさつら)にどこか急に大人(おとな)びて来たものすら覚えて...
吉川英治 「私本太平記」
...まだ年ばえも未熟な小冠者(こかんじゃ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...――あの時の小冠者(こかんじゃ)頼朝が...
吉川英治 「親鸞」
...「小冠者...
吉川英治 「平の将門」
...その小冠者を、どうせいと、おさしずでござりましたやら」「ええい、やくたいもない耄碌(もうろく)をば...
吉川英治 「平の将門」
...小冠者でおわすか...
吉川英治 「平の将門」
...八の小冠者である...
吉川英治 「平の将門」
...子供らの傅人(もりと)に抱えられたという小冠者(こかんじゃ)である...
吉川英治 「日本名婦伝」
...その小冠者の姿だった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小冠者、ひとの庭へ矢を射込んで、詫びもせいで、立去る気か」「悪かった」「――では済まん」「然らば、どうせいと云うのか」「両手をついて謝れ」傲然(ごうぜん)と、縁の上からいう...
吉川英治 「源頼朝」
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