...後には小伝馬町(こでんまちょう)へ引移(ひきうつ)して...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...その後雑誌(青鞜)で発表したエンマ・ゴルドマンの『婦人解放の悲劇』と『少数と多数』になほ新に『結婚と恋愛』とゴルドマンの小伝を加へてやうやく出すことにした...
伊藤野枝 「「婦人解放の悲劇」自序」
...自分は彼女の小伝を読むにあたつて自分のもつた大いなる興味と親しみと熱烈な或る同情と憧憬を集注させて...
伊藤野枝 「「婦人解放の悲劇」自序」
...小伝とすればあるいはいいかもしれないが...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...椿岳小伝はまた明治の文化史の最も興味の深い一断片である...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...ビルコフさんの書いた故先生小伝の英訳を見て居ましたら...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...山羊の夫婦は小伝馬船から川岸へあげられ...
中村地平 「南方郵信」
...小伝馬(こでんま)町...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...小伝馬(こでんま)町三丁目の大和田の鰻(うなぎ)の中串を二ツ食べるのがお定(きま)りだった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...小伝馬町の古帳面屋の店蔵(みせぐち)の住居の二階で時折見かける...
長谷川時雨 「神田附木店」
...美人としての小伝にとる材料も多くはこの階級から残されている...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...金五郎を隊長に、女仲仕もまじえて、十四五人、「玉井組」と彫りこんである大伝馬船二隻、小伝馬二隻に、それぞれ分乗して、聯合組岸壁の桟橋から、中ノ島に向かって漕ぎだした...
火野葦平 「花と龍」
...父が投網(とあみ)を打つ小伝馬船の櫓を...
火野葦平 「花と龍」
...廃船になった玉井組の小伝馬船の底板を使った...
火野葦平 「花と龍」
...小伝馬船に乗って...
火野葦平 「花と龍」
......
森鴎外 「魚玄機」
...ところで、明治十五、六年から二十三、四年頃の女義界は、東玉、京枝を大将として、三福(後の素行)、清花、小政、小住、小伝、花友などに綾之助、これが第一期...
山本笑月 「明治世相百話」
...その正味に近い史料に拠っただけの小伝をまず掲げておく...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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