...美しい庭を持った小ざっぱりした小さな家へ行った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ちゃんと小ざっぱりしたタオルのガウンがおいてあって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...小ざっぱりしたもじり外套(がいとう)を羽織(はお)った粋(いき)な風体(ふうてい)だが...
海野十三 「東京要塞」
...体にも小ざっぱりした布団が着せてありました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...小ざっぱりした蒲団を出して...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...なかなか小ざっぱりしたものだ...
大杉栄 「獄中消息」
...小ざっぱりした幹をもち...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...小ざっぱりした身なりが出来ないものか...
太宰治 「正義と微笑」
...小ざっぱりした散髪屋である...
太宰治 「美少女」
...見越しの松に板塀(いたべい)の小ざっぱりした造りの二階家が三四軒並んでいるうちの一軒で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何にしてもこの物臭い風つきは小ざっぱりした部屋の空気に調和しないばかりでなく...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...いつも小ざっぱりした装(なり)をして...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...彼女は小ざっぱりした銘仙(めいせん)の袷(あわせ)を着て...
徳田秋声 「仮装人物」
...見たところ小ざっぱりした身装(みなり)もしていなかったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...服装(なり)も小ざっぱりした女等が子供を負(おぶ)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...小ざっぱりした服装(なり)をした二十(はたち)前後の女が居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...簡素ではあるが清潔な小ざっぱりした美しささえもある...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...珍らしく小ざっぱりした小倉服の久慈は...
本庄陸男 「白い壁」
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