...給銀(きふぎん)にて一(ひとかせぎ)して見んと思ふはいかにと尋ぬるにぞ...
芥川龍之介 「案頭の書」
...首尾怎麼(いか)にと尋ぬるに...
巌谷小波 「こがね丸」
...尋ぬる方は朧ろにして見え分(わ)かず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...北海道の京都釧路で尋ぬるM氏に会って所要を果し...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...北海道の京都釧路で尋ぬるM氏に會つて所要を果し...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...それはそうと変ることはなかったか……と尋ぬるも異(い)なものだが……」「奥方は京都へお越しになりましたことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...お峯は車より下りて処(そこ)此処と尋ぬるうち...
樋口一葉 「大つごもり」
...内外の経営孰(いず)れか智恵を要すること大なるやと尋ぬれば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...また内乱の源を尋ぬれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...然りしこうしてその進歩をなせし所以(ゆえん)の本(もと)を尋ぬれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その由縁を尋ぬれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...よくよくその係り合いを尋ぬれば...
福沢諭吉 「家庭習慣の教えを論ず」
...而(しこう)して明治年間の公議輿論は何によりて生じたるものなりやと尋ぬれば...
福沢諭吉 「徳育如何」
...両性のいずれかこの関係を等閑(なおざり)にして大倫を破るもの多きやと尋ぬれば...
福沢諭吉 「日本男子論」
...大道辺に置いて行人に尋ぬれど識(し)る者なし...
南方熊楠 「十二支考」
...冤家の姓名を知らねば誰と尋ぬべきにあらず...
南方熊楠 「十二支考」
...さては誰か予を尋ぬる者ありと悟って獏は跡を匿(かく)した...
南方熊楠 「十二支考」
...目付松平次郎兵衛宅を尋ぬ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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