...其本原を尋ぬるときは...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本武尊の遠征との原因を尋ぬる時は...
高木敏雄 「比較神話学」
...各御有さまを委(くはし)く尋ぬるに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...抑(そも/\)此事の由来を尋ぬるに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...個々分離・自家撞着の事業をばその儀型のうちに溶解しこれを圧搾して当時英俊豪傑が竜顛虎倒の分子は尋ぬるに痕(あと)なく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今日人を尋ぬ可く午前中に釧路を去らねばならぬので...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...春信の板画には菱川(ひしかわ)一派の板画に現はれたる元禄時代の放胆なる筆勢は全く消滅してまた尋ぬべくもあらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...又彼(か)の鬼のこと尋ぬれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...わが人民の精神においてこの数千年の習慣に疑いを容れたるその原因を尋ぬれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その由縁を尋ぬれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この徳義を修めてこれを今日の実際に施すの法如何(いかん)と尋ぬるに...
福沢諭吉 「日本男子論」
...刈稲もふじも一つに日暮れけり韮山(にらやま)をかなたとばかり晩靄(ばんあい)の間に眺めて村々の小道小道に人と馬と打ちまじりて帰り行く頃次の駅までは何里ありやと尋ぬれば軽井沢とてなお...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...小山の妻君お登和嬢へ尋ぬるに「それは鰤(ぶり)の梅餡(うめあん)で...
村井弦斎 「食道楽」
...目付松平次郎兵衛宅を尋ぬ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九十九疋を置きて迷へる一つを山に尋ぬべし...
横光利一 「寢たらぬ日記」
...道から折れた山の根がたの方に我等の尋ぬるM―君の家の在る事を教へて呉れた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...と尋ぬると二瀬川はツイこの川向うで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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