...やっかいな相手との取引には、剛愎の精神が必要だ...
...剛愎な性格の彼は、自分の意見を曲げることができない...
...彼女は剛愎な態度で自分が正しいと主張し続けた...
...剛愎な考え方が災いして、友人との関係がこじれた...
...彼は剛愎ながらも正義感が強い人物であるとして、多くの人々から尊敬されている...
...剛愎高慢は威張らして置けば済むからかえって御(ぎょ)し易(やす)いが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
... 360つれなく常に剛愎にわれの努力を妨げつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼の心の驕傲を又剛愎を汝知る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...お庄は剛愎(ごうふく)なような叔父の顔を...
徳田秋声 「足迹」
...剛愎不遜の木強漢ならしめば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...剛愎も亦必要の武器なるやも知る可からず何となれば党人最後の目的は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...解説アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ(Annette von Droste=Hlshoff.)は、そのきびしい特異性と、剛愎な逞しさと、沈鬱ともいいうる深さとにおいて、ドイツ最大の閨秀詩人であるといわれている...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...さすが剛愎者の主人徳次郎も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さすが剛愎者(ごうふくもの)の主人徳次郎も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...剛愎(ごうふく)らしい男ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今まで売った剛愎(ごうふく)が一挙にして泥にまみれる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...こぶのような鼻は剛愎な表情で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...然るに酒を被(こうぶ)るときは剛愎(ごうふく)にして人を凌(しの)いだ...
森鴎外 「渋江抽斎」
...大学はもともと剛愎(ごうふく)な独善家だったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...其(その)剛愎執拗な方面等(とう)を没了し...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...義龍ほどな剛愎(ごうふく)もなし経綸(けいりん)もない彼だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...剛愎(ごうふく)な波多野秀治は...
吉川英治 「新書太閤記」
...この古武士のような剛愎(ごうふく)の老人をながめて感嘆の声を洩らした...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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