...彼は尊者として多くの信者を集めている...
...私たちは尊者の教えに従って生きていく...
...この寺には尊者がまつられている...
...尊者の言葉には深い哲理がある...
...尊者に手を合わせて願いをかけた...
...堂内の賓頭廬尊者を見るに片目かけ損じて涎掛も破れたり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その度に堂内に安置された昔のままなる賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像を撫(な)ぜ...
永井荷風 「伝通院」
...尊者とかの類と仲間になり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...彼得(ペルピトロ)尊者特に好むとて...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...尊者最期に踏んでいた石に鮮血迸り懸りたるが今にあり...
南方熊楠 「十二支考」
...ビッデンハムでは九月二十二日ごとに白兎を緋の紐で飾り運んでアガサ尊者の頌(ヒムン)を歌い村民行列す...
南方熊楠 「十二支考」
...『阿育(アソカ)王伝』の摩田提(マジアンチカ)尊者が大竜より...
南方熊楠 「十二支考」
...この尊者については...
南方熊楠 「十二支考」
...〈婦いわく我この尊者とともに行く...
南方熊楠 「十二支考」
...欧州にも『ベルナルズス尊者伝』にナントの一婦その夫と臥た処を毎夜鬼に犯さるるに...
南方熊楠 「十二支考」
...遺言してこの百金を尊者に奉ったと取り出して捧げると...
南方熊楠 「十二支考」
...獅・豹・熊・牛・蝮蛇(まむし)・蠍(さそり)・狼の諸形を現じて尊者の身が切れ切れになるまでさいなんだが...
南方熊楠 「十二支考」
...爾時(そのとき)尊者面(おもて)を和らげ近く寄って...
南方熊楠 「十二支考」
...この尊者壮歳父母に死に別れた時...
南方熊楠 「十二支考」
...つまり僧と豕を一視するの盛んなるより尊者を豕の守護尊としたらしい(『ノーツ・エンド・キーリス』十二輯第十一巻三一六頁...
南方熊楠 「十二支考」
...天主教の弁護士の守本尊イーヴ尊者像に猫像を添うるもそんな事に起ると惟う(一五六六年板アンリ・エチアンヌの『エロドト解嘲』一)...
南方熊楠 「十二支考」
...鼠がニライに属する尊者と認められていたことは是でまずわかる...
柳田国男 「海上の道」
...目連(もくれん)尊者の女弟子の蓮華色(ウッタラバルナ)と申す比丘尼(びくに)に...
吉川英治 「親鸞」
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