...彼は尊者として多くの信者を集めている...
...私たちは尊者の教えに従って生きていく...
...この寺には尊者がまつられている...
...尊者の言葉には深い哲理がある...
...尊者に手を合わせて願いをかけた...
...平中尊者(そんじや)の功徳なぞは...
芥川龍之介 「好色」
...賓頭盧尊者の像を...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...頭のはげた賓頭顱尊者(びんずるそんじゃ)があった...
田山花袋 「田舎教師」
...迦葉(かしょう)・阿難(あなん)の二尊者(そんじゃ)を連れた釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)がそこを通りかかり...
中島敦 「悟浄歎異」
...またアレキシス尊者登天の梯(はしご)あり...
南方熊楠 「十二支考」
...その国のドルイド教の僧輩反抗もっとも烈しかったので尊者やむをえずその沃野(よくや)を詛(とこ)うてたちまち荒れた沼となし川を詛うて魚を生ぜざらしめ缶子を詛うていくら火を多く焼(た)いても沸かざらしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...尊者また太鼓を打ちてアイルランドから毒虫を駆り尽くすに余り力を入れ過ぎて太鼓中途で破れ...
南方熊楠 「十二支考」
...また一説にはこれら皆空(うそ)で実は尊者の名パトリックをノールス人がパド・レクルと間違え蟾蜍(ひき)を(パダ)逐(お)い去る(レカ)と解した...
南方熊楠 「十二支考」
...やがて尊者の縁日すなわち四月二十五日が昏れると...
南方熊楠 「十二支考」
...天眼第一たりし阿那律(あなりつ)尊者の伝だろう...
南方熊楠 「十二支考」
...生前黒死病人この尊者の名を呼べば必ず愈(なお)ると上帝の免許あったというので...
南方熊楠 「十二支考」
...尊者の手の徳に依ってその草速やかに長じて骨の両傍からさし出でた...
南方熊楠 「十二支考」
...尊者聞いてすなわち起(た)ち...
南方熊楠 「十二支考」
...万(よろず)の事物に守護の尊者を欠くなきに至った...
南方熊楠 「十二支考」
...尊者の忌名と等しく隠した故...
南方熊楠 「十二支考」
...佛國のマルセルス尊者は腰迄埋めて三日晒されて殉殺したと聞くが頭から塗り籠られたと聞かぬと...
南方熊楠 「人柱の話」
...賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像がどれだけ尊いものか存ぜずにいたしたことと見えます...
森鴎外 「寒山拾得」
...悟空尊者(ごくうそんじゃ)のように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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