...彼は尊者として多くの信者を集めている...
...私たちは尊者の教えに従って生きていく...
...この寺には尊者がまつられている...
...尊者の言葉には深い哲理がある...
...尊者に手を合わせて願いをかけた...
...平中尊者(そんじや)の功徳なぞは...
芥川龍之介 「好色」
...むかし天正の頃雲洞庵十世北高和尚といひしは学徳全備(がくとくぜんび)の尊者にておはせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...恰も偽尊者の如く稍ともすれば自ら汲々たる窮地に陥つた...
牧野信一 「武者窓日記」
...Y社のエピキユラス尊者...
牧野信一 「村のストア派」
...ノルウェー国では弟切草(おとぎりそう)の一種をバルズル神またヨハネ尊者の血で汚されたから今に根に赤点ありと言い伝え彼らの忌日に必ず現ずと信ず(フレンド...
南方熊楠 「十二支考」
...カタンにアガテ女尊者の両乳房...
南方熊楠 「十二支考」
...キリスト教は古宗教の善悪の諸竜を混同して、一斉にこれを邪物とせり、かくて上世(そのかみ)の伝説外相を変えて、ミカエル尊者、ジョージ尊者等、上帝に祈りて竜を誅した譚となり、以前ローマの大廟(カピトル)に窟居(くっきょ)して大地神女(ボナ・デア)を輔(たす)け人に益した神蛇も、法王シルヴェストル一世のために迹(あと)を絶つに及べり...
南方熊楠 「十二支考」
...『阿育(アソカ)王伝』の摩田提(マジアンチカ)尊者が大竜より...
南方熊楠 「十二支考」
...また一説にはこれら皆空(うそ)で実は尊者の名パトリックをノールス人がパド・レクルと間違え蟾蜍(ひき)を(パダ)逐(お)い去る(レカ)と解した...
南方熊楠 「十二支考」
...パトリク尊者が国中の蛇をことごとく呪して石となし...
南方熊楠 「十二支考」
...〈婦いわく我この尊者とともに行く...
南方熊楠 「十二支考」
...途上尊者に向い罪を謝し...
南方熊楠 「十二支考」
...これ全くサンチアゴ大尊者の霊験...
南方熊楠 「十二支考」
...ジオニシオス尊者ギリシアに長旅し疲れて石上に坐り...
南方熊楠 「十二支考」
...豕の守尊者はエンデリウス尊者でドイツのエンデル町にその堂あり...
南方熊楠 「十二支考」
...前条に長々と伝記を述べたアントニウス尊者は諸畜を司り別して豕の守護尊たり...
南方熊楠 「十二支考」
...天主教の弁護士の守本尊イーヴ尊者像に猫像を添うるもそんな事に起ると惟う(一五六六年板アンリ・エチアンヌの『エロドト解嘲』一)...
南方熊楠 「十二支考」
...賓頭盧尊者(びんづるそんじや)の像(ざう)がどれだけ尊(たつと)いものか存(ぞん)ぜずにいたしたことゝ見(み)えます...
森鴎外 「寒山拾得」
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