...失礼ながら尊公などは臭いもの身知らずです...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...「オイちょっと待ったオイ尊公...
正岡容 「寄席」
...……尊公は何だっ! 邪魔をすると手は見せぬぞっ!今井 ハハ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...尊公等もその一つ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...尊公一人と思ふと当がはづれるぞ...
三好十郎 「妻恋行」
...徒二 控えろ! 正義を行うに何が乱暴だ!今井 正義? これが正義か? では尊公等は全体どこの何と言う方だ? それが聞きたい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...尊公を生贄にしようと手籠にした賊じゃ」「はははは...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...尊公もひとまずお帰りあって...
吉川英治 「三国志」
...尊公一代のうちにも滅亡崩壊するにきまっている...
吉川英治 「三国志」
...「第七軍の楊奉(ようほう)と尊公とは...
吉川英治 「三国志」
...そのとき尊公の革胴(かわどう)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いまのところ、この家康がうごいては、世上にまずいが、もし尊公が、思い立たるることあらば、家康、蔭にあって、かならず御助勢はする...
吉川英治 「新書太閤記」
...然し、尊公は、えらい目に遭(あ)ったのう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...尊公が貰ってくださる事なら...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...つまるところ、尊公の使命も、武士たる面目も、そこにかかっておるのじゃないか」「左様で……」「其許(そこもと)は、武蔵の捕われが、遅れれば遅れるほど、安閑と、寺に泊って、据膳(すえぜん)さげ膳で、お通さんを追い廻していられるから関(かま)うまいが……」「いや、その儀はもう……何分とも、主人輝政へも」「内分にでござろう、心得ておるよ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――尊公はいったい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まさか尊公ほどな精進(しょうじん)を持つ者が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「お使者の方に、相違なく、明夜は参上いたしますと、お答えしてください」こう返辞を伝えているのを聞いて、東儀は、「明夜? 明夜は郁次郎の首を斬る日だのに、尊公が、立ち会わぬのは甚だ困る」「いや、夜明けまでには、立ち帰ります」「して龍山公は、どこにおられるので」「ご親戚だそうで、八重洲河岸の小笠原左近将監(おがさわらさこんしょうげん)様のお屋敷に、ご滞在ということです...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??